こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
ダイハツタフトなどの軽自動車にも、LEDフォグランプが標準装備されるようになりました。LEDと聞けば明るいと思う人も多いでしょう。
そこで、LEDフォグランプがどの程度の明るさなのか、そして正しく明るく照らすにはいつが良いのか詳しく解説します。
内藤
それで、詳しく聞いたところ、夜間の時間帯でどの程度明るさに違いがあるのかといったことらしいのですが。
島田
いよいよハロゲンバルブからLEDフォグランプへの移行が始まった感じだよね。それで、夜間の明るさだよね。
これは、単刀直入にフォグランプだからドライバーが明るいと感じるほどの明るさは期待できないね。その辺を説明しよう。
フォグランプは、ヘッドライトと異なり広範囲に光を配光させています。また前方も照射していますが、霧が出たときに強い光で上下に光が当たり霧で光が反射されてしまいます。
そのため、上下に拡散されないようヘッドライトより手前をワイドに照らすので、遠くを照らしません。
よってフォグランプを夜間点灯してもドライバーは明るく感じることはほとんどないでしょう。
内藤
島田
悪天候時には、路面が雨で黒くなり手前が見えにくくなります。そこで、フォグランプを点灯することで、ヘッドライトの補助灯として使用できます。
また、フォグランプは、悪天候時に相手に自分の位置を知らせることが主な役目なので、明るくしすぎると周りに迷惑となることがありますので注意が必要です。
例えば、爆光と呼ばれるフォグランプを晴天時に点灯させると、広く光が拡散されるので周りに大きな迷惑となります。
爆光で明るくしても手前しか明るくならないため、ヘッドライトのように劇的に明るくなったと感じることはありません。
純正LEDがそれほど明るくない理由は、悪天候時に周りに知らせられる光であることと、手前を照らす能力があれば良いとされているからです。
内藤
島田
内藤
最近のクルマは、軽自動車にもLEDフォグランプが標準装備されますが、LEDだからといって特別明るいわけではありません。
フォグランプの本来の目的は悪天候時に手前を照らして視界を確保することと、相手に自分の位置を知らせることにあります。
フォグランプで晴天時の明るさは求められないこと、そして晴天時に点灯すると周りに迷惑であることを理解し、正しくフォグランプを使用しましょう。