• TOP
  • 取付け・車種
  • 【車の説明書シリーズ】日産ピノH21年式 HC24Sのポジション球交換(ヘッドライトのスペース確認)
ピノのポジション球交換

【車の説明書シリーズ】日産ピノH21年式 HC24Sのポジション球交換(ヘッドライトのスペース確認)

こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
 ※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。

カーパーツを長く販売していると取付け可否について、問い合わせを受けることがあります。

弊社で分かっている車種であれば、その場で回答できますが、分からない車種もあります。と言いますか、分からない車種の方が多いです。

※他のメーカー様も同じ事を仰ると思います。

そのような状況を少しでも改善したいと考え、ヘッドライトやフォグランプのバルブ交換時、またはドラレコなどの取付けに関係する作業を車毎に解説しようと思いました。簡単に言えば、「車のリアル説明書」です。

これまで解説した車種はこちら「#車の説明書シリーズ

例えば、トヨタ ヤリスはバルブ後方のスペースは問題ないけど通常のLEDバルブではヒートシンクが邪魔をして光軸調整の歯車にアクセスできなくるので、それを踏まえた商品を選ぶ必要がある。

というのがヤリスの車では課題です。
そういう対象の車の詳細な情報が事前に分かれば、商品選びや取付けがスムーズになると思い車毎の説明書みたいなものを作って見ました。

今回は「日産ピノH21年式 HC24S(アルト)」のポジション球をLEDに交換してみようと思います。

注意事項

この記事では、取付ける商品にスポットを当てていない関係上、記事中で使用されている商品は他社メーカー様のものがありますが気になさらないでください。

目的である、ピノ(アルト)のヘッドライト周りの構造が理解できれば、記事としては大成功と思っておりますので、ピノ(アルト)オーナー様で気になる方は御覧ください。

日産ピノH21年式 HC24Sのポジション球交換(ヘッドライトのスペース確認)

H21年式のHC24S 日産ピノ(HA24S スズキ アルト)のポジションをLEDバルブに交換してみようと思います。作業としてはかなり簡単な部類になりますがポイントを解説しながら進めていこうと思います。

ピノのポジション球交換

エンジンルームだけを覗いてもイマイチわかりにくいかと思いますが、この年式のピノやアルトはスペースが十分に確保されているのでヘッドライト裏側も余裕で手が入ります。

ピノのエンジンルーム

運転席側のスペース確認

運転席側のヘッドライト裏側ですが赤い丸の範囲がガラッとスペースが空いています。おおよそ20cmくらいのスペースで手も入るし作業も楽そうなのがわかって貰えたと思います。

どの車も15cmのスペースがライト後方にあると楽な作業になります。ちなみに今回はスモール球のみの交換ですが、仮にヘッドライトバルブをLEDに交換する場合はドライバーユニットも赤い丸の範囲に設置することになります。

注意が必要なのは、赤い矢印の箇所はABSユニットなので何かを設置したり取り付けたりはしないで下さい。

ピノの運転席側スペース

助手席側のスペース確認

こちらは助手席側のヘッドライト裏側です。先ほどと比較するとバッテリーが設置してある分、スペースが狭く作業性が悪そうですが赤い丸の範囲に手が入るので全く問題ありません。

おおそよ15cmはスペース確保出来ています。ヘッドライトバルブをLEDに交換する際は、やはり赤い丸の範囲にドライバーユニットを設置することになりますが、ここでも注意したいのが赤い矢印の箇所です。

これはコンピューター本体なので、ABSユニットと同様に触ったり設置や取り付けはしないで下さい。

ピノの助手席側のスペース

LEDバルブに交換

通常のポジション球の点灯状態ですが、白色というよりはオレンジに近い通常の電球です。簡単な作業でちょっとしたドレスアップにもなるので、作業に入っていきます。

ピノのポジション球(ハロゲン)

ライトの裏側の写真ですが白いカプラーがポジション球になります。その上の3本線の黒いカプラはヘッドライトバルブの配線になりヘッドライトをLED変える時はこちらを外します。

ポジション球は後ろから見て赤い矢印方向の反時計回りに回すと簡単に取り外せます。

ピノ_ポジション球取外し

これが外れたポジション球ですが小さくて簡単なのがわかって貰えると思います。ポジション球を引っ張ると簡単に取り外せて、お手軽にドレスアップできます。

基本的には片手さえ入れば余裕に作業が出来てしまうのがポジション球の交換です。

ピノ_ポジション球取外し2

ポジション球をLEDバルブに交換しました。
差し込むだけで交換は完了ですが、ヘッドライトに取り付ける前にライトを点灯させてミスが無いか確認します。ミスが発生するような作業ではありませんが、念のためという事ですね。

ピノ_ポジション球LEDに交換

先程とは逆の手順でライト裏側に装着させ、時計回りに回すとロックして取り付け完了になります。

ピノ_ポジション球LEDに交換2

これでポジション球をLEDに交換完了です。

ライト周りは車種にもよるので一概に全部の車が楽ではありませんが、この車はスペースも十分で作業性が良い車種でした。あまり苦労もなく作業自体も5分程度なのでぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか。

ピノのポジション球(LEDン)

その他の車種の取付け解説はこちら「#車の説明書シリーズ

   
TOP