こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDの特徴についてはこちらをご覧ください。
自動車のヘッドライトには、近年純正でもLEDが多く導入され始めています。また純正フォグランプ装着車にもLEDが採用され始めたことより、純正からオシャレに仕上がっているモデルも増えました。さらに色々なライトのLED化も可能な時代に突入していますね。
エクステリアでは、ヘッドライトやポジションランプにフォグランプ、リアではナンバー灯やテールランプ、さらにウィンカーまでLED化できるように色々な商品がラインアップされています。今回は、数あるLEDコーディネートの中でも、フォグランプに焦点を集めて、最新フォグLEDをご紹介します。
目次
実はフォグランプだけでも、かなり多くのコーディネートが可能になっているようです。「フォグランプのカラーってどんなのが良いの?」という方に、まずフォグランプのカラー違いによる色々なカスタム事例を紹介します。
VIPミニバンに綺麗に映える、ホワイトカラーでコーディネートされています。やはりホワイトは定番カラーとなっていますね。押し出し感の強いアルファードにすっきりと白がコーディネートされていますね。
コハク☆さんは、さらに今流行りの2色切り替え式をチョイスしています。気分や天候によって、色をスイッチのオンオフで切り替えできるのが、最大の特徴ですね。アルファードの印象が、シックな感じから、イエロー(3000K)にすることで若干マッドな感じにイメージチェンジしているのではないでしょうか?
こちらは、今大人気のRAV4に2色切り替え式のフォグランプをインストールした画像です。6000Kのホワイトでは、スマートな雰囲気に仕上がっていて、イエローに切り替えると、SUVらしく、悪路、悪天候でも走行可能な印象を与えるコーディネートに仕上がっていますね。
また実際にイエローの方が、濃霧や豪雨、雪などでは、白や青よりも光の波長が長い分、クッキリと視界が確保されるという利点もあります。
ヘッドライトとポジションランプは、白でカラー統一され、フォグはブルーにしたことで、レーシーな印象に仕上がっています。このブルーだと、色温度は12000K以上になっているのではないでしょうか。
【ワンポイント-色温度(ケルビン数)】
「2色でなく、もっとカラー数がないの?」という方のために、2色(バイカラー)切り替えだけでなく、現在では3色(トライカラー)切り替えの販売も行われています。この商品をざっきーさんはチョイスしました。こちらも2色と同様にスイッチのオンオフで、白→黄色→青と切り替わっていきます。
LEDのこれからの進化が楽しみになってしまいますね。ざっきーさんが、動画でカラーチェンジを公開してくれていますので、下記参照してもらうとチェンジ風景が観られます。
せーちさんは、LEDフォグバルブにカバーをつけることで、白やイエローの色替えができる商品をチョイスしています。実は、この手の商品を装着したことがあるのですが、フォグランプのバルブ交換が簡易な車種であれば、気軽に変更できるという利点があるのと、比較的安価で手に入いるLEDが多いので、お財布にはエコではないでしょうか。
現在では、カバーフィルムにイエローとブルーが付属している商品も多くなっていて、コーディネートの幅が広がっています。
あなたがフォグのカラーを選ぶ際に、「ヘッドライトとのカラーコーディネートは、どうしよう?」と悩むのではないでしょうか。ここでは、いろいろな方がチョイスしたヘッドライトコーディネートを例に取りながら解説してみます。
whiteinitialmfさんの場合は、ヘッドライトもフォグもホワイトがチョイスされていますね。シュッとスッキリした印象の車になり、統一感が強調されます。比較的多くの方が、チョイスするコーディネートですね。夜間では、1番明るいと思います。
Ari alfhardさんは、VIPミニバンであるアルファードにヘッドライトはホワイト、フォグにイエローをチョイスしています。ミニバン系やSUV系にこのようなコーディネートをしている方が多いですね。ホワイトよりも落ち着いたマッドな雰囲気を演出していますね。
ykiiii3399さんは、ヘッドライトにホワイト、フォグにブルーをチョイスしたことで、よりレーシーでスパルタンな雰囲気をかもし出していますね。注意点としては、このカラーのままだと車検が難しいことでしょうか。
実際に乗ってみて、外からカッコいい!というだけでなく、見え方や実用性は、どうなのか?ということも気になりませんか。ここでは、実際の明るさや見えやすさ等を解説します。
Autodrlさんは、フォグにホワイトをチョイスしています。イエローやブルーなどと違い、かなり明るい(製品の差は別にして)という特徴がホワイトにはあります。夜間の視認性は、ホワイトが1番良いでしょう。ヘッドライトと色温度(ケルビン数)を合わせる事で、よりオシャレで広範囲な明るさを確保できるコーディネートです。
j.arc371410さんは、ヘッドライトにホワイト、フォグにイエローをコーディネートしています。個人的にもおすすめコーディネートです。近くは、クッキリ見えて、遠くは明るく見えませんか?1番実用性が高いなと感じ、実践している組み合わせです。
yasunoriigariさんは、イエローフォグを装着していますね。イエローの特徴として、アスファルトの凹凸や側溝等がクッキリしているのがわかりますね。やはり雪や豪雨、山道などでは実用性が高いのではないでしょうか。
Huroraru0223jadeさんは、ブルーフォグをチョイスしています。エクステリア的には、「カッコいい!」と思ったのですが、白線などが見づらい現象が起きていました。カッコいいと見やすいは、合致しないものだなと思いました。
吹雪などでの視界不良時に、イエローが有利であることを生活しながら体感しています。しかしながら中々こういった状況を経験する人も少ないので、「ピンと来ない」なんて人も多いですよね?
ita camさんが、凄くわかりやすい違いを画像で表現してくれています。イエローの方が、クッキリと走行ラインを照らしてくれているのがわかりますね。
やはり時代に併せて、フォグランプにもトレンドがあります。「いったいどんなLEDが流行?」なんて事も気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、これから主流になってくるLEDは、ズバリ2色切り替え式、または3色切り替え式です。現在LEDの進化は、日進月歩となっています。明るさやカラー数が自在にコーディネートできるLEDが主流になってくるでしょう。
最近の新車に装着されているフォグランプは、LED化されているにもかかわらず、暗いLEDフォグランプが多くなっています。そのため、純正LEDフォグランプを明るいLEDにカスタムしたいと考えますが、今までのハロゲンバルブのように簡単に交換するわけにはいかない車種があります。
例えば、現在販売されているトヨタ車のLEDフォグランプは、ユニット内にLEDチップが組み込まれており、LEDバルブとして交換することはできません。そこで、今主流となってきているのが、フォグランプユニットをバルブが挿入できる製品と交換してしまう方法です。
現在、トヨタの新車装着のLEDフォグランプは、同じユニットを使用しているので、汎用品のフォグランプユニットが多く売られています。このユニットを使用すれば、純正より明るいフォグランプにすることができるだけでなく、黄色いフォグランプを装着することも可能です。
そして、当然トレンドとなりつつある、2色切り替え式のLEDバルブを装着することができるので、自分と同じ他車とフォグランプで差をつけることができるでしょう。
LEDフォグランプといえば、白色か黄色が主流ですが、今まで販売されているLEDバルブはどこか機械的の光でハロゲンのような温かみのある光のLEDバルブはありませんでした。
特に黄色いLEDバルブは、レモンイエローが多く、最新のクルマにはマッチしますが、旧車には違和感があります。そんな中最近では、濃い黄色のLEDバルブが市場に出回るようになりました。
濃い黄色は、昔の黄色いフォグランプを彷彿とさせる色で、旧車にも違和感なく装着できます。
純正フォグランプは、バンパーに取り付けられていることがほとんどですが、フォグランプのレンズ周りにはベゼルがあります。そこで、フォグランプをLEDバルブでカスタムしたら、ベゼルもコーディネートしてはいかがでしょう。
ベゼルは樹脂製でベゼルのみで交換可能となるタイプがほとんどです。そこで、ベゼルをバンパーから取り外して加工をしてみると面白いでしょう。
ベゼルのカスタムで一番簡単なのが、カーボンシートを張り付けや塗装でしょう。もともと純正ベゼルには、そっけない樹脂の素地のままの場合が多いので、カラーシートでラッピングするだけで、フォグランプのイメージはだいぶ変わります。
もう少し、高度なテクニックとしては、ベゼルをメッシュ加工するという荒業もあります。これはベゼルのフチとユニットが収まる周りだけを残し切り取り、市販のメッシュを貼り付けるだけで出来ます。
今はまだ、多くの車種にフォグランプの設定がありますが、すでにマツダが販売するほとんどの車種にフォグランプの設定が無くなりました。当然、オプションでもフォグランプを選ぶことはできません。
このように、これから純正でフォグランプ自体の装着が無くなると、後付けによるフォグランプを検討する人も出てくることでしょう。しかし、完成されたボディデザインを崩すことなくフォグランプを取り付けることは、DIYでは難しいといえます。
昔の国産車は、フォグランプは後付けが基本でした。スチール製のメッキバンパーに大きな丸いフォグランプを取り付けることが主流だった時代から、樹脂製の通称5マイルバンパーと呼ばれるバンパーが採用され始めると、バンパーに吊り下げるような形でフォグランプを取り付けるようになります。
しかし、現在のバンパーは空力を意識したデザインで、フォグランプを吊り下げる場所もありません。そこで、どうしても取り付けるにはバンパーに穴を開けて埋め込む方法しかないと考えられます。
フォグランプが全く市場からなくなってしまうことは考えにくいので、これからフォグランプの設定が無いクルマが多くなってきたとしても、フォグランプを後つけできるキットの販売が増えてくるかもしれません。
ただ、現在のマツダ車のように、フォグランプ設定がないクルマにフォグランプを取り付ける場合は、汎用品のフォグランプを取り付けるしか方法がありません。その場合は、当然バンパーに穴あけ加工が必要になるほか、配線も行う必要があります。
そのため、慣れなければプロショップにお任せするのが良いでしょう。
このように、フォグランプのトレンドは、明るさや色を変えられるといった方向に進む一方、純正でフォグランプが交換できない車両や、元々設定がない車両が増えてくると考えられるので、これからのフォグランプのアフターパーツは、今よりカスタム色が強いものに変わる可能性があります。
せなっち!の愛車さんは、2色切り替えフォグをコーディネートしています。同じ車なのにかなりエクステリアの印象が変わりますよね。好みやシチュエーションによって、スイッチのオンオフだけで切り替えが可能です。一石二鳥のLEDではないでしょうか!
皆さんいろいろ工夫してオシャレにフォグランプをコーディネートしていることが伺えますね。皆さんも「好きなカラーをフォグランプに出来たら!」なんて思いませんか?
ここでは、フォグランプのカラーによって、車検に通らない場合があることを注意喚起として解説します。(私は過去にフォグをブルーにしていて、車検時に慌てて純正に戻した苦い経験があります)
保安基準では、白色又は黄色(淡黄色)となっています。ということは、白か黄色であれば大丈夫ということです。よく黄色は×という誤解があるのですが、ヘッドライトが18年1月1日以降の車から、黄色NGというのをフォグと混合してしまっているからと考えます。
この保安基準を参考にすると、ブルーやピンクなどは車検に通らないので注意が必要です。
フォグランプは、同時に3個以上点灯してはいけない点や左右で白や黄をミックスしてはいけないなどがあります。また明るさに関しては、平成17年12月31日まで製造の車については、1万カンデラ以下と規定が有り、それ以降製造の車は、他の交通の妨げにならない範囲であれば上限もなくなっています。
ここで、フォグランプが3個以上同時に点灯してはいけないとありますが、装着する数には規定がありません。たとえば、4個でも6個でもフォグランプを装着することは可能です。
ただし、点灯する時には左右1個ずつで2個までとなっています。
ここで、最近多いカスタムの中で、イカリングをフォグランプにつけた場合に車検に合格するかという疑問ですが、イカリングをフォグランプに装着する場合は、その他の灯火に分類されるため、車検には問題ありません。
ただし、イカリングが300cd以上の明るさがある場合、イカリングが赤色の場合、イカリングが点滅する場合、そしてイカリングを車幅灯やフォグランプの一部として機能する場合は車検に合格しません。
では、後つけでイカリングを取り付けた場合、制御装置はどうすればよいかというと、フォグランプや灯火類とは別回路で作動するようにしなければなりません。
もし、フォグランプ点灯で同時に点灯すると、道路運送車両法199条にもありますが、保安基準に適合しなくなります。
そして、後つけでフォグランプを装着する時に問題となるのが、取り付け位置や運転者に点灯状況を知らせる表示装置を取り付けなければならない点です。
取り付け位置の基準は、ヘッドライトの上縁部を含む水平面以下で、フォグランプの上縁が地上から800mm以下の高さにあることと、決められています。またフォグランプの下縁は地上から250mm以上の高さに取り付けられていなければなりません。
そして、横方向では、車幅の最外側からフォグランプの外側の縁が400mm以内となるように取り付けるようにと細かく決まっています。
平たくいうと、フォグランプを低い位置や、クルマの外側に取り付けてはいけないということです。そこで注意が必要なのが、エアロパーツにLEDフォグランプを内蔵させ、ローダウンを行った場合です。
ローダウン量によっては、地上からの高さが250mm以下となってしまうこともありますから注意が必要でしょう。
この他に、後付けには気を付けなければならない基準があります。それは点灯タイミングや点灯状況の確認が可能になっているかどうかといった部分です。
フォグランプは、当然別回路で配線をしなければなりません。そしてスイッチもフォグランプ専用のスイッチが必要になります。しかし、フォグランプを点灯させるときには、必ずスモールランプが点灯している時にしかフォグランプは点灯してはいけません。
そこで、完全後付けでフォグランプを取り付ける場合は、スイッチを入れたときにスモールランプ点灯で電流が流れる制御する必要があります。
また、スイッチにはフォグランプのマークが必要で、しかも点灯したときにはインジケーターが点灯するなど、フォグランプが点灯していることをドライバーに知らせる装置が必要となります。
このように、フォグランプが標準装備されていないクルマに後付けでフォグランプを装着する場合は、かなりハードルが高くなります。よく言えばやりがいがあるカスタムともいえるでしょう。
すごくオシャレで、ファッショナブルでも全く車検に通らない仕様では、のちのち大変な交換作業が待っているのではないでしょうか?
ヘッドライト×フォグランプの組み合わせによる車検の○×
現在1番オシャレで実用的なLEDフォグは、やはり2色切り替え式(白&黄色)ではないでしょうか。スイッチのオンオフで切り替えが可能であり、さらに車検にも問題なく装着できます。
また最近では純正アクセサリーで、この2色切り替え式のチョイスも可能になってきています。
どうしてもブルーをチョイスしたい方は、予算に応じて2(バイ)色切り替え(白&青)や、現在では、3(トライ)色切り替え式などの販売も行われていますので、こういった商品のチョイスが良いのではないでしょうか。
コジくんの愛車は、新型RAV4です。今回2色切り替え式のフォグにしたことで、最新モデルに現在のトレンドが、きっちりとインストールされていますね。
現在人気の車種であるSUVタイプからミニバン、そしてセダンタイプまで幅広くオシャレにコーディネートできるLEDは、2色切り替え式ではないでしょうか。
現在では、トヨタRAV4などの純正オプションでも2色切り替えがチョイスできるようになっています。オシャレなだけでなく、スイッチのオンオフ切り替えや天候などにおいても実用性が高いといえます。
皆さんもせっかく愛車をコーディネートするのであれば、愛車の雰囲気をスイッチで変えられるフォグにすることを検討してみてはいかがでしょうか!