日本ライティングBlog

純正LEDフォグは暗い①

純正LEDフォグランプが暗い理由。明るくすることはできるのか?

純正LEDフォグは暗い①

純正LEDフォグは暗い②

純正LEDフォグは暗い③

純正LEDフォグは暗い④

こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。

先日、お客さんからこんな問い合わせをいただきました。

『お客さんのクルマに元々純正でLEDヘッドランプやフォグランプがついてるみたいで、明るくしたいらしいんだけど、どうしよう?良い部品ある~??』

この問合せに対して、ある疑問が生じたため、折返しの回答になってしまった。

そういえば、最近のクルマって、純正でLEDランプついてるって雑誌とかよく話には聞くけどさらに明るくする場合ってどうすんだろ?

そもそもできるのか?

ネット等で調べてもよく分からなかったので、そこで前回ハイエースのフォグランプに関しても教えてもらった島田さんに質問してみることにした。

純正LEDライトとは

内藤

純正でLEDフォグランプがついているおクルマのカスタムに関して相談させてもらってもいいですか。

島田

お!純正LEDランプに関する問い合わせがきましたか。

そういう時代になったか。純正LEDヘッドランプが純正採用されてから10年以上経ってるので、クルマ好きのお客様からの問い合わせは必然とも言えるかもね。 

内藤

純正でLEDランプが採用されてから10年以上も経っているのですか?僕の肌感としてもっと最近のクルマからのイメージでいましたよ。

島田

意外とLEDがヘッドランプやフォグランプに初めて純正採用されてから年数経過はしてるね。ちなみにハイマウントストップランプには今から30年以上も前に採用されている

内藤

そうなんですね。最初に採用されたクルマって車種は何ですか?国産車ですか?それともベンツやBMWやアウディのような欧州車ですか?興味あります!

島田

ヘッドランプに最初に採用されたクルマは、レクサスの『LS600h』。年式でいうと2007年式。

逆輸入車、並行輸入車という位置づけのレクサスではなく、トヨタが国内にレクサスディーラーを構えてからのラインナップモデルだね。

島田

国内初で世界初の純正LEDヘッドランプは小糸製作所社が製作したもので、レクサスが国内導入するにあたって世界初という話題性も取り入れたかったからだと言われている。

それ以降の徐々に国産車の上位グレード車種からヘッドランプのLED化は進んでいき今では新車のヘッドランプには、LEDランプかハロゲンランプしかないんだ。

HIDよりLEDの方が長寿命で省エネですから時代とのマッチングもLED拡大の大きな後押しなっている。

内藤

なるほどですね。LED拡大理由が分かりました。

純正LEDフォグランプは明るくできるのか?

内藤

よく純正LEDフォグが暗いという問い合わせを受けます。LEDなのになぜ、暗いとおっしゃるんですかね。

島田

お客様が純正LEDフォグが暗く感じるのは、LEDヘッドランプやHIDヘッドランプのロービームやハイビームと比較して、前方への照射(光の奥行)が少ないために暗く感じているのだと思う。

このような写真のように。

島田

時折、ヘッドランプを点灯させず、ポジションランプとフォグランプでの走行してる方がいるが、そういった走行をするには純正LEDフォグランプは配光の広がり方的に不向きで暗いと感じ、物足りなさを感じてるのかもしれないね。

内藤

確かに、そういう車を見かけることがあります。

島田

ただ、ランプメーカーも決してわざと暗い仕様にしているわけではない。そもそもフォグランプは日本語で『前部霧灯』と呼ばれ、濃霧や降雪時に車両付近を広く照らす役割があり、あくまでヘッドランプを補助するランプになる。

ヘッドランプが照射しない部分を照らしてくれる。

道路の端の路肩部分であったり、車両フロント部分がそうだよね。純正LEDフォグランプであれば近距離で広範囲に照射できる配光になっているので、その辺りをカバーするようにできているんだ。

内藤

なるほどです!理屈は分かりますし、フォグランプの役割もよく分かりました。

内藤

ただ、とはいえ、一般的なLEDフォグランプは、LEDチップ2個から4個くらいしか使用していないんですよね?それは暗いように思ってしまいます。

一般ユーザーであれば尚更単純な見栄えや見た目の明るさに目が行ってしまうと思います。

島田

内藤君、チップ数のみでしか考えてないね。むしろ性能面やフォグランプの役割に目を向けてみてくれ。LEDチップ数個にも関わらず、リフレクターの曲面を駆使して法規やカーメーカー基準をクリアするのに必要十分な光量を出している点はランプメーカーさんの技術力の高さを実感できるよ。

国内メーカーであれば、小糸製作所社、スタンレー電気社、市光工業社でしょうか。

クルマ業界に長くいるとメーカー各社の技術力に目がいくようになる。彼らはそれぞれのランプが持つ役割を誰よりも理解して製品設計をしているから、ユーザー自身もランプを正しく適切な用途で使えているのか?今一度考えていく必要があると思う。

内藤

さすが島田さんです。非常に勉強になります。
そこで思ったのですが、LEDチップを強力なものに打ち換える、もしくはチップ数を増やすことは可能なのでしょうか。

島田

それはできない。ちまたのLED加工屋さんのようなショップさんが行うならともかく、整備経験の浅い素人が行うのは難しく、現実的には不可能。

純正LEDフォグランプの裏側には巨大なヒートシンク(LEDの熱を冷却するもの)がついていて、その後ろにはすぐ車両側となる。

島田

ゆえに、リフレクター性能、チップ性能を適切に設計されたうえで使用しているヒートシンクのキャパシティを超えるチップ数を取り付けるとランプ自体が熱に耐えきれなくなる恐れがあるんだ。

それが素人がいたずらに加工してはいけない理由となる。

内藤

そういう理由があるんですね。では、明るくする手段は無いのでしょうか。

島田

無いとは言い切れないよ。手間がかかることを前提に話すと、そもそも純正でLEDフォグランプが採用されている車両の多くは、純正オプションでの取り付けている。

あるいは、上位グレードのみ採用されている。

一方で、下位グレードのフォグランプはというと、グレードやモデルによって差異は当然起こり得ることだが、基本的にハロゲンバルブの入ったフォグランプが採用されているはずだ。

島田

サイズ等の確認は当然必要だけど、純正LEDフォグランプと同形状であれば、その当該車種の下位グレード用のハロゲンバルブの入ったフォグランプを購入し、当該LEDフォグバルブを取り付けるという手があるね。

その際に何のハロゲンバルブが採用されているかは、先日話した車種別適合表を見れば分かるよね?

ちなみに、最近のホンダ車には車種によって異なるが、五眼(ごがん)フォグと呼ばれるようなものが、アコードハイブリッド、ヴェゼル等に採用されいる。この手のランプは専用形状となっていて、ハロゲンフォグランプとの入れ替えはできない。

内藤

ふむふむ。なるほどです。車両の中にはハロゲン用ランプに交換できない場合があるけども、回り道をすれば明るいLEDバルブに入れ替えることもできなくはないということですね。

島田

その通り。車体番号からハロゲンフォグランプの純正番号から追跡することができるので、お客様にご案内しやすいよね。

フォグランプのユニットを交換すれば明るいLEDに変えることができる

内藤

先ほど、フォグランプユニットを交換すればよいという話を教えて頂きましたが、逆に、純正ハロゲンフォグランプを購入して光量のあるLEDバルブを入れるという方法も有りでしょうか?

島田

もちろん可能だよ。純正LEDフォグランプは、LEDと灯体が一体化されているから、LEDバルブを交換して終わりとならないクルマがトヨタ車を中心に多くあるよね。

そこで、現在ついているフォグランプがLEDだったら、中間グレード以下に装着されているフォグランプを調べてみる。それでハロゲンバルブを使っていれば、それを購入すれば、明るいLEDフォグランプに出来るよ。

もちろん色もイエローにだって変えられる。

内藤

なるほど、下位グレードを調べるという手がありましたか。

島田

この他にもトヨタ車の場合、30プリウスに使われているガラス製のフォグランプが、アルファードやハリアーなんかにも使われているから、自分と同じクルマの下位グレードにハロゲンバルブがなくても諦めずに同じメーカーの他のクルマで調べてみることも重要だね。

内藤

LEDフォグランプを明るくするのによい手がかりができました。

島田

また、反対にフォグランプがない下位グレードで、上位グレードにフォグランプの設定があるときには、上位グレードのフォグランプとスイッチを購入すれば取り付けることができるよね。

そして、さっき話したホンダのアコードやヴェゼルのLEDはカプラーの形が異なるから、LEDとハロゲンで互換性がないんだけど、変換カプラーを制作して取り付けることもできる。

これは部品商やディーラーでカプラーとジョイントパーツを購入して制作しなければならないけどね。

内藤

かなり色々な技がありますね。

島田

考え方によっては、取り付けできないことはないよ。ようはお客さんの予算がどれだけあるかによって取り付けられるかどうかが決まるという事だね。

フォグユニットから交換できる純正LEDフォグの特徴

内藤

確かにそうですね。僕たちであればそこが強みでお客様にご案内自体はできますね。

ところで、純正LEDフォグランプとハロゲンフォグランプに互換できるかどうかって見分け方ってあるのですか?お客様にご案内するにしても、ある程度事前知識として持っておきたく、お聞きするものです。

島田

そうだね。話した通り、メーカーによっては形状が決まってしまっているものを除き、丸型のフォグランプ(トヨタ車、スズキ、ダイハツ、一部ホンダ)に採用されているフォグランプであれば、互換できる可能性はあるよ。

例えば、直近の車両ではないけど、少し前のトヨタ車であればVALEO社のもので中身はハロゲン「H16」が採用されているので参考にして。

島田

些か前のモデルにはなるけど、多くのトヨタ車で採用されていた。とはいえ一番確実な方法はお客様から相談を受けた際に可能な限り車両情報を聞き、フォグランプにハロゲンバルブの採用がされているかを確認することをおすすめするよ。

内藤

分かりました。教えていただいた内容を元にお客様に回答してみます。ありがとうございました。

島田

お客様は簡単に明るくできないと知ってがっかりされるかもしれないけど、ランプ類は非常に重要な自動車部品なので慎重に選んでもらいたい。では、引き続き仕事頑張ってね。

この後、無事にお客様に対して回答することができました。島田さんありがとうございます。

C-HRの純正LEDフォグをパワーアップしてみた

今回勉強した純正LEDフォグランプ。レクサスの他にもフィット・プリウスα、ノア、ヴォクシーと殆どの車種でLED化が進んでいます。その中でもC-HRは、フォグが純正LEDであり、日本ライティングからも交換用のユニットが販売されているので、実際に取付をしてみました。

C-HRのオーナー3年目のしがじーずさんにお手伝いいただき、取付方法から純正LEDとどのくらい明るさが違うのか比較してもらいました。

C-HR純正LEDパワーアップキット

内藤

C-HRもフォグランプは純正LEDですよね?実際に明るさはどうなんでしょうか。

しがじーずさん

C-RHの前に乗っていた車はハロゲン球のフォグでしたのでHIDに交換して使っていました。

C-HRに乗り換えたときは、純正LEDの色味が6000ケルビンに近かったので好みで気に入ってましたが、光量があまりにも弱くライトとしての効果は正直ないと思います。

フォグ本来の霧が出ている時に前方の車に知らせるという効果はあるのかもしれませんが、それであれば3000ケルビン台のイエローフォグの方が良いと思います。

ほとんどがファッション性を求めたものだと思いますね。

内藤

オフ会を主催されているのとお聞きしましたが、C-HRオーナーさんは皆さんそうおっしゃいますか?

しがじーずさん

みんな言っていますよ。
HIDの時代はガラスの球体であったり、プロジェクタータイプもありました。いろいろ付けましたが、現在は満足行っていません。

クラブの管理にしてかなり人柱となり先行してパーツをつけたこともあります(笑)

内藤

大変ご苦労されましたね。今回日本ライティングから発売されたC-HR専用純正LEDフォグランプ パワーアップキットはお役にたてると思います。

しがじーずさん

期待しています。では、早速取り付けてみたいと思います。

フォグランプの取付け

しがじーずさん

やっぱり日本製ですね。ガラス製のユニットにコーキングもしっかりとされていて水の侵入もなさそうなので安心です。また、DIY初心者でも交換できるように取説まであるので、大変満足です。

内藤

ありがとうございます。よくある汎用品のユニットは水滴の混入などで問題があると聞いてますので、そのあたりはしっかり製造させてもらってます。

しがじーずさん

流石です。
今回の純正LEDフォグを交換するにはバンパーをはず必要があります。私の場合、フロントリップがついていますのでラダーの上に乗り作業しやすくしました。

しがじーずさん

エンジンルーム内のフードカバーから取り外します。10mmラチェット、内張り剥がしを使ってネジ・クリップを外していきます。クリップ5個、ラバー付きのネジ2個。カバーが取れたら3か所のネジを外します。

しがじーずさん

フロントバンパーの下側にあるクリップ・ネジを外してから順番ではフェンダー裏にあるネジ・クリップを取りモールを外します。

モールを外す時に前側にピンがあります。壊さないようにインナーカバーをめくり手を入れて外します。ここが最大の難関だと思います。

しがじーずさん

両側のモールが外れればバンパーの詰めを外し、プリクラの配線2箇所とフォグの左右カプラーを外せばバンパーが外れます。外す前にはライトやフェンダーに養生をすることをお勧めします。
取付けのポイント

バンパーを外して置く時の布や段ボールがあれば良いかと思います。養生テープもボディ等を傷つけないようにするのには必要です。

しがじーずさん

ここまでくれば、後は簡単です。フォグ自体は1個のネジで止まっています。取り換えは純正品と同じようにつけ配線を処理すれば終わりです。

しがじーずさん

あとは外す工程を逆に取り付けていきます

点灯チェック

しがじーずさん

点灯チェックは、仲間のC-HR(その他社外品)夕方に明るさを確認したところ。確かに爆光でしたwww

白のフォグライトが私。

しがじーずさん

光軸がずれていましたのでそのままディラーにより調整していただきました。その後仲間たちと比較写真を撮ってみました。

上の写真が純正LEDフォグ。
下が、日本ライティングさんのC-HR専用パワーアップキット。

純正LEDフォグ。

日本ライティングのC-HR専用パワーアップキット

内藤

比較すると、明るさの違いがよく分かりますね。大変満足していただき嬉しい限りです。

しがじーずさん

ここまで違うとは正直思いませんでした。この度は素晴らしい商品ありがとうございました。

取付けでの注意点

バンパーを外すのには2〜3名で作業する方が安心だと思います。ネジやクリップを紛失しないようにケースとかを用意する方が良いと思います。

あと、ライトを試験点灯する時にはブリクラッシュのカプラーを必ず嵌めないといけません。モールのクリップは破損しやすいので慎重にする必要があります。

と細かいことを言えば、切がありませんが、一番の注意点は事前に作業手順などの資料を確認して置くことだと思います。

今回取付けた商品

C-HR純正LEDパワーアップキット

LED以外の、HIDやイエロー色について

最近の白いフォグランプを黄色くするのは可能?

内藤

あと、最近のフォグランプはみんな白いですが、やはり雨の日や雪の日は昔からある黄色いフォグランプのほうが見やすいというお客さんが多いです。そこで、イエローフォグランプにすることは法的にも可能でしょうか?

島田

まず、法的にフォグランプの色がイエローに出来るかといえば、白色または淡黄色と決められているから、黄色でも問題ないね。

内藤

そうなんですね、噂でヘッドライトの色はイエローがだめになったからフォグランプもダメという話を聞いて、少し不安になっていました。イエローにできると聞いて安心しました。

島田

もちろんフォグランプはイエロー化できるよ。ただし、さっきからのフォグランプの明るさの話からすると、イエロー化することで悪天候時には路面に到達する光の量、つまり光量は多く届くから明るい。

しかし、晴天時ではイエローフォグのほうが白フォグより暗く感じるだろう。

内藤

という事は、イエローハロゲンバルブより、光量のあるイエローLEDバルブを取り付ければ晴天でも雨天でも明るいという事ですね。

島田

光量を求めたイエローフォグランプを取り付けたいなら確かにLEDバルブにしたほうがいいね。ただ、LEDバルブにはカバーをかぶせているタイプと、LEDチップがイエローに発行する2種類に分かれる。

そこで、どうせ交換するならLEDチップがイエローに発光するタイプに交換するのが明るくてよいよ。

内藤

なるほど、LEDチップがイエローが良いという事ですね。

HIDにすることは可能?

内藤

光量を考えると、HIDキットを使うという方法も考えられますが、フォグランプにHIDは明るすぎますかね?

島田

結論からいうと、最近のフォグランプにHIDキットは使えないよ。

内藤

いきなり使えない結論なんて。でも、LEDよりHIDのほうがまだ光量もあり明るいですよね?

島田

たしかに、LEDよりHIDのほうがまだ明るいけど、最近のフォグランプユニットはHIDキットにすることで溶けてしまう。

内藤

そういえば以前、フォグランプのHID化でユニットが溶けるという書き込みを多く見ました。

島田

最近のフォグランプのユニットは樹脂製が使われているんだね。それは以前のガラス製のユニットに比べ軽量化が可能だからなんだね。

でもガラス製の時と同じワット数のハロゲンバルブではまずいから、現在のフォグランプは19WしかないH16というバルブを使っている。

内藤

ということは、一般に売られている35WのHIDでは熱量がありすぎるという事ですね。

島田

そうだね。以前のようにH8なら35W、H11なら55Wだから問題なかったけど、最新のH16やPSX系と呼ばれる白熱球を使用しているフォグランプは無理だね。

内藤

そもそも、新型になって暗くなるなんて時代に逆行している気がしますが。

島田

ユニットの軽量化は、クルマの燃費性能にも影響するからね。

フォグランプはなくても問題ないといえばそれまでだろう?だから、時代に逆行しているのではなく、クルマとしてみれば正常進化といえるよ。

例えば、マツダの新型車なんてフォグランプがない。

内藤

メーカーは、フォグランプ自体明るさの性能は特に考えていないという事ですね。でも消費者にとっては、フォグランプの光量を上げることやイエローにカスタムすることは魅力的なんですけどね。

島田

そこで、どうしても最近の樹脂製のフォグランプを明るくしたいなら、さっき言ったように、ユニットをガラス製の製品に交換するのがいいよね。そうすることでHIDキットも装着できる。

内藤

なるほど、LEDだけでなくHIDキットも選択肢になるなら、ユニット交換はかなり有効ですね。

島田

ただし、LEDなら取り付けの場合は、ファン付とファンレスとで必要となるスペースが異なる。特にファンレスは、放熱フィンが大きいからかなりのスペースがいるよね。

あと、ドライバーユニットの取り付け位置も考慮しないと。

内藤

そっか、バンパーの後ろだからそれほど考えなかったけど、LEDの種類によってスペースに注意しないとダメなんだ。

HIDキットの取り付けはどうする?

島田

HIDキットを取り付けるとなると、さらにスペースの確保は課題になる。HIDバーナーは、純正ハロゲンバルブと同じ要領で取り付けられるけど、バラストをどこに設置するか悩むよね。

特にバンパーの裏側には結束バンドで固定できる場所がない。

内藤

ということは、バラストはボディ側に取り付けるのがやっぱりよいのでしょうか。

島田

HIDキットを取り付けるには、配線やバラストなどを取り付けなければならないから、バンパーは外して作業するのが一般的だろ。

そして、バラストとバーナーはコネクターで接続するのが一般的だから、バンパー脱着で配線が切れないようにちょうどよい位置にコネクターがくるようにバラストの位置を考える。

内藤

後のことも考えるわけですね。

島田

一番バラストで取り付けが行われる場所が、リーンホースメントと呼ばれるバンパーの骨格部分かな。そこにキット内のブラケットを使いビス止めするのが確実。

当然雨の日の走行を考えて、水の進入がない場所を選ぶことも重要だよ。

内藤

HIDキットは、光量が増えて明るくなるメリットはありますが、かなり作業に時間がかかりますね。

ここはお客さんにきちんと説明しなければならないですね。

島田

そうだね。ただ、LEDバルブもポン付けできないことも想定しないとだめだよ。ドライバーユニット内蔵型を選びユーザーも多いが、これだと、大きくて取り付けに加工が必要になることがある。

内藤

ドライバーユニットは、LEDに電気を流す部品ですよね。それが別体だとLEDバルブが小型化できるということですか。

島田

その通り。だから、お客さんにフォグランプのLEDを勧めるときには、ドライバーユニット別体を勧めることだね。もし一体型と迷っている場合は、取り付けリスクの説明を忘れないようにしたい。

内藤

ということは、お客さんにLEDバルブのほうが取り付けがしやすいことと、加工も最小限または無加工で出来ることがメリットという話ができますね。

まとめ

純正LEDフォグランプは、ヴェルファイアやC-HRなどハロゲン仕様のフォグユニットに交換することで社外LEDへの変更が可能となります。

ホワイト以外にもイエロータイプや今流行の2色切り替えタイプにも交換できるので、もし純正LEDフォグランプが暗いとお考えの方は検討してみてください。

   
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