日本ライティングBlog

エルフなどの24V車に12V専用LEDヘッドライトは取付けできるの?

こんにちは。
日本製LEDヘッドライト 日本ライティングの内藤です。

ドライブが気持ちい春の季節がやってきました。今年はコロナウイルスでスポットがどうなるかわかりませんが、楽しい季節がきてワクワクしています。

乗用車も活発に動く時期ですが、キャンピングカーやバスなどの大型車もキャンプにでかけたり、観光が増えたり大忙しの時期になると思います。

そんな大型車に関係する内容で『24V専用のLEDヘッドライトは無い?』という問い合わせを直近でいただきました。

自動車には、12V車と24V車があることは皆さんご存知だと思いますが、僕自身もより理解を深めるべく、いつもお世話になっている島田さんに質問することにした。

24Vと12V用のLEDは何が違う?

内藤

島田さんー!お疲れ様です~!いいところに事務所にいましたね。24V用の自動車用ハロゲンバルブと24V用LEDバルブに関して問い合わせが多いので、いろいろ教えてもらえませんか~?

夜道が暗いから明るいものに交換したいという問い合わせです。

島田

内藤君、おつかれ~!え?いいところにいたって。。。(笑) いやさっき商品の検査が終わったばかりだよ。タイミングがすごくいいね! 

もちろん大丈夫だよ。24V用の自動車バルブというとトラックやバス用のだから運送会社から問い合わせがきたのかな?

内藤

あ!僕、めっちゃ運良かったんですね。お声がけしたタイミング最高でしたね。そうなんですよ。

運送会社やバス会社の方からヘッドランプを明るくしたいという要望が最近よくあるんです。だから、ちゃんと商品の仕様を知っておこうと思いまして。

島田

そういうことね~。任せなさい!24V車両に関する問い合わせは自動車バルブに限らず今後とも問い合わせを受ける内容だから、しっかり身に付けてほしいね。じゃあ、早速説明するね。

自動車には電源の取り回しとして、12V用電源の車両と24V用電源の車両があるのは知っているよね!?12V用というと、普通自動車、軽自動車、バイクが該当するんだ。

島田

原付車両は12Vと6Vの車両があるんだ。一方、24V用の車両はというと、トラックやバスといった大型車両が該当するんだ。よく内藤君に問い合わせが来るのは、ハロゲンバルブを使っているトラックやバスを明るくしたいという理解でいいかな?

内藤

はい。12V車両と24V車両があるのは知っています!そうです。島田さんのご認識の通り、ハロゲンバルブの車両が対象です。

例えば、地方都市の山間部や街灯の少ないエリアを走っている年季の入った路線バスや観光バスもしくは、夜間走行の頻度が高いトラック等々です。

島田

そうだよね。私が受ける問い合わせも大半は同じような内容だよ。たまに24Vの車両に12V用のバルブやLEDを入れたらどうなるの?という素朴な問い合わせもあるよ。

これらの問い合わせ対応していくと自然とクルマの知識や対応方法も分かってくると思うよ。

内藤

なるほど。そういうふとした疑問のような質問も出てくるわけですね。。。ただ、何て答えるのが正解なんですかね?ぶっきら棒に「それは無理っすね!」という具合にあっさりと答えたくもなっちゃいそうです(笑)。

実際にはこんな言い方はしませんが。。。

島田

確かにね~。たまに何のために各バルブに 定格出力とか仕様が決まっているんだよ?と思えてくる質問はあるよね。。。

24V車に12V用のLEDを取付けたら、どうなる?

島田

ぶっきら棒に返答したくなる気持ちもわかるけど、そこは丁寧にお願いしますね。『トラック、バスであれば24V用のバルブを使ってください。間違っても12V用のバルブを使ってはいけません。』

さらに続けて『車両に応じたバルブを入れないと、正しい明るさが出ない、ヒューズを飛ばす、フィラメント断線し不灯やショート等々が発生する恐れがあり、車両側にも影響を及ぼす可能性もありますよ。』とお伝えしてくださいな。

ここでいう正しい明るさが出ないというのは、12V車両に24V車両用バルブを入れると明るさは減ってしまうということ。24V用の電球は24Vの電圧があってはじめて性能を発揮するんだ。

一方、24V車両に12V車両用バルブを入れるとショートするから気をつけてほしいんだ。例えていうなら、見た目は同じの細見の二人の人がいたとする。

片方は大食いタレントギャル曾根さんだけど、もう一方は普通の一般人の女の子であるとすると、両者の食べられるキャパシティーに違いが出てくるのは当然だよね。それと同様のことがバルブにも起こるということ。

内藤

ありがとうございます。なるほどです。バルブって意外と奥が深いんですね~。大人の対応をしつつしっかりと説明していきたいと思います。

ところで、部品商からの問い合わせで、運送会社の運転手からトラックのヘッドランプが暗く見えにくいから明るいものに変更したいと要望があり、明るくするならLEDを考えているのですが、オススメのLEDバルブってあります?

ちなみにバルブは24VのH4ハロゲンが使用されております。

島田

そうなんだ。なるほどね。明るい物への交換要望のある車種名や年式ってわかるかな?

というのも、トラックやバスのヘッドランプ裏が特殊なカバーをしているクルマが多いんだ。形はマチマチで、お椀みたいな形のもあれば、マンホール蓋みたいのもあるんだ。

普通に取り付けできるのもあるんだけど、車種によっては、その車種に合わせたLEDバルブをチョイスしないと装着できなかったり、配光がとれなかったりして、車検に通らない恐れがあるんだ。

実際に無理やり取り付けたはいいものの、本来の明るさが出ず、むしろ暗くなったということも起こり得るんだ。それだけ車種にあったバルブを取り付けることが大事なんだ。

内藤

そうなんですね!初耳です!!明るさはもちろんですが、車検に通らないのはまずいですね。。。ヘッドランプ裏が特殊なカバーになっている車両ってどのくらいあるものなんですか?

因みに問い合わせを受けた車両は日野のデュトロです。年式は2014年式の車両です。

島田

そうなんだよね~。どのくらいかと正式な情報はパッと答えられないけど、随時バルブメーカーが情報収集している段階で、同じ車両でも年式やグレードにもよるのだけど、バス、トラック合わせて数種類あると言われているよ。

ちなみに、2014年式で日野デュトロであれば、問題なくLEDに交換できるよ。ただし、専用製品に絞る必要があるんだけどね。

内藤

なるほどです。LEDバルブメーカーによっては車種専用製品を出しているのですね。勉強になります。素人質問で恐縮ですが、加工すれば大体取り付けれるものでしょうか。

お客さんに聞かれる可能性もあるので、お聞きしておきたいです。

島田

加工と一言で言っても軽微なのから大きな加工を要するものもまで沢山あるから一概には言えないのが正直なところかな。まずはお客さんの車両情報を正確にキャッチしよう。

簡単な例でいえば、LEDバルブを車両に取り付ける配線のケーブルがあるのだけど、それを通すための穴をヘッドランプ裏のカバーに空けるというやり方の加工もあるよ。

前に某運送会社さんの車両にバルブメーカー立会いのもと取り付けたことがあるんだ。運送会社さんがどうしても取付したいと言われたから実現したものなんだ。

なぜ、バルブメーカーに立ち会ってもらったのかというと、LEDバルブのカバーに穴あけとはいえ、ヘッドランプに加工して安全性が担保できるのか保証できなかったからなんだ。

ヘッドランプの熱や車両側の熱の問題があったからね。この時は問題無くクリアできたんだけど、、これはメーカーさんも試験的に協力してくれただけで一回限りの話なんだ。

基本的にメーカー立会いで行うのはイレギュラーですって釘刺されちゃったんだよ。

内藤

なるほどです。そんな経験も島田さんはされているんですね。さすがです。簡単に加工したら大丈夫です!って安易にお伝えできないですね。

おさらいすると、トラックやバスのH4を明るくしようとするならば、LEDバルブが良くて車種毎、年式毎に取付可否の判断を行う必要があるってことですね?

島田

その通り!!車種専用の商品を選ぶ必要がある車両とそうでなく、汎用品でも取付られる車両も当然あるからその見極めが重要だね。

他の業務もあるからなかなか行けないけど、ほんとに一番良いのは部品商の担当者と直接運送会社やバス会社に行って現車確認がベストなんだけどね~。

トラックやバスって台数の兼ね合いもあったりで、バルブメーカーも年式やグレードによる違いって車種別適合表を更新する段階で追い切れていない可能性が高いんだよ。

これはバルブメーカーの企業努力不足というよりもトラックやバスって簡単に確認しづらいんだよね。バスやトラックってお客様のをすぐチェックできない場合も多いからね。

内藤

乗用車と違い、純正品がこのバルブだからこれを選べばよいというわけではないんですね。でも、トラックやバスでもっと手軽に何とかできないものでしょうか。

島田

実際、今話たようにかなり難しい。トラックやバスには「いすゞ」や「ふそう」、「日野」といったメーカーがあるだろう?でも、これらのメーカーが作っているのはトラックならキャビンとシャシーのみなんだ。荷台は架装屋が行う。

そしてキャビンやそのほかの部分も買い手のオーダーに沿って手が加えられているんだ。

内藤

ということは、同じメーカーで同じ年式のトラックやバスでも仕様が全く異なるということですね。

島田

そうだね。だからさっきも言ったようにトラックやバスは簡単に確認ができないんだ。

内藤

それで島田さん、ちなみにHIDは取り付けることができますか?

島田

いい質問だね。確かに現在明るさでいったらHIDのほうがうがLEDより上だからね。

内藤

明るさを求めるなら、HIDも選択肢になると思いまして。

島田

まず、24V車にHIDが取り付けられるかといったら、不可能ではないよ。対応のキットが販売されているからね。でも取り付けはかなり大変だぞ。

内藤

やっぱりバラストの取り付け位置や配線方法でしょうか。

島田

乗用車の場合は、ボンネットを開ければライトの裏が見え、そしてバッテリーが近くにあるのが普通だろう?でもトラックやバスはバッテリーの搭載位置がヘッドライトより遠いのが普通。だから、まず配線をどのように通すか検討しなければならない。

内藤

配線がやはりネックか。

島田

そして、仮に配線が確保できたとしても、今度はバラストを狭い空間のどこに取り付けるかが問題にもなるね。防水対策も行わなければならないこともあるだろうしね。だからHIDは確かに明るいけどLEDのように取り付けは楽じゃない。

内藤

やっぱりLEDにしたほうが無難というわけですね。

島田

もう一ついうと、今回のバルブはH4タイプだろ。だからHiとLoの切り替えには一つのバルブで行うよね。多くの場合は、スライドタイプと呼ばれる発光部が前後にスライドすることでHiとLoの切り替えを行っている。

で、ここで問題なのがH4だから発光部は一か所だろ。

内藤

1つの発光部ということは、パッシングで光の立ち上がりで問題になるのか。

島田

そういうこと。パッシングだけでなく、例えばトンネルなどでも立ち上がりの遅いHIDは不利だよね。なかなか明るくならないからトンネルに入って暗いと感じることもあるだろう。

内藤

なるほど、でも取り付けではLEDもヒートシンクの大きさでかなり苦労しそうな気もしますが。

島田

ヒートシンクが大きい形状にする理由は知っているよね。

内藤

もちろん、冷却効果を上げるためですよね。

島田

そうなんだけど、ヒートシンクが大きいLEDはファンレスタイプが多い傾向がある。だからファン付のLEDを選べば、それほどスペースのことを気にしなくても良い。年々、小型化が進んでいるしね。

内藤

そうなんですね。それを聞いて安心しました。

LEDは価格が高くても国産が良い?

内藤

LEDにはいろんなタイプが販売されていますが、日本ライティングのLEDは相対的に高いと思われますよね。人件費が海外と比べ高い日本での製造にしては、かなりお安い値段だと思いますが、それでもお客さんから価格について、なぜここまで違うのかという質問があります。

島田

そうだね。安い商品には何か問題があると僕は思っている。例えば、その他の記事でも説明しているようにヒートシンクのアルミ素材が異なること。アルミでも熱伝導率の良い・悪いは存在するから、安い商品は熱伝導率の悪い素材を使用しているなど。

そのような細かな違いがたくさんあるから、この記事を紹介すると良いと思うよ。

【LEDヘッドライトあるある】高ルーメンだけど使ってみると暗くない?

【明るさが続くLED】と【暗くなるLED】の一番の違いとは?

国産LEDヘッドライトの製造現場に潜入

内藤

やはり”精度”というところに、違いが出てくるんですね。お客さんにも紹介してみます。お忙しい中、お時間もらってありがとうございました。また、よろしくお願いします!!

島田

いえいえ。大丈夫だよ。いつでも聞いてね!

いすゞエルフキャンピングカーに取付してみた

さて、ここからは実際に24v専用車にLEDを取付けていただいた、いすゞエルフキャンピングカーのオーナー ベェルロードさん感想を伺いたいと思います。

内藤

日本ライティングのLEDはいかがでしたか?
24v LED

ベェルロードさん

最高の一言です。

箱を開けると発光部のアルミの削り出しとブルーの本体がすごくカッコよく、質の良さを感じました。

大型車なので、自分での取付けが難しく、今回は業者に取付けをお願いし、取付け後にライトを確認してみたら、

ロービームでは以前つけていたLEDヘッドライトよりも照らすところがしっかりとカットラインが分かり、明るく非常に見やすいです。

ハイビームにしても散らばり気味に照らすような感じではなく、全体的に見やすくなり運転のしやすさを感じることができました。

正面からの写真

ロービーム-照射写真

ハイビーム-照射写真

内藤

安全性が良くなり、僕たちも嬉しいです。

キャンピングカー普段乗られているとのことですが、ハロゲンバルブの明るさはどうでしたでしょうか。

乗用車を運転しているときとは、また違った感じ方はありますでしょうか。

24v LED

ベェルロードさん

以前のバルブもLEDでしたが、それ以前はハロゲンで運転していたので身にしみて経験しておりますが、ハロゲンランプの明るさに不満を感じてました。

ただでさえ乗用車に比べて車高が高く視界も広いのに夜道はとても暗く山道など車との離合にとても苦労しました。夜の雨は特に車線が見えづらく怖い思いをしたことは、何度もありましたね。

内藤

そうですか。僕は実家が田舎なのでよく、夜山道を通るのですがハロゲンのときは、運転が怖かったです。それ以上に車高が高い車は見ずらいんですね。LEDに交換され運転性はどうでしょうか。

長距離運転をその後されましたか。疲れ具合はどうでしょうか。

24v LED

ベェルロードさん

視界がとても広くなり、シャープに先を照らしてくれるので運転もしやすく、対向車にも視認性はいいように思いますね。

夜道も先の先を照らしてくれるので、ストレスは感じなくなりましたよ。24V車でよりパワフルな明るさを感じるのか、質の良い照らし方をしてくれます。

ロービーム

ハイビーム

内藤

ハロゲンの配光を再現していますし、カンデラを測定する部分だけが明るく、その他は暗いようなオーナー様にとって不満を感じるようなバルブではなく、カンデラ値もクリアしつつ、オーナー様が明るいと思えるようなバルブに仕上がっているので、そう感じていただけたのかなと思います。

内藤

やはり、24V対応商品というのは、商品選びに苦労されるんでしょうか。
24v LED

ベェルロードさん

そうですね。12Vと比べると値段も高く、商品アイテムも少ない事があり、なかなか思った商品が選べない事が今までありました。なので、今回のLEDは、他のキャンピングカーオーナー、トラックオーナーさんにとってもおすすめな商品だと思います。

取付けも加工せずにほぼポン付けで出来き、明るさも抜群、耐久性も問題なさそうですし、これはお値段出しても充分満足できる製品だと思います!さすが日本製と感じました!

内藤

そこまで褒めていただきありがとうございます。ちなみに、取付けは、どのような流れでしたか?
24v LED

ベェルロードさん

今回は電装業者にお願いしたのですが、流れとしては、

・グリル取外し、

・車幅灯、ウインカーレンズ取外し

・ヘッドライト取外し

・ヘッドライトユニットH4コネクターと光軸調整ユニットのコネクターを外せば取外し完了

あとは、商品のヘッドライトユニットを取付けて、逆の手順で戻して終わりです。

内藤

手順はエブリィや軽トラのようにユニットを外してからの交換なんですね。取付けについてはご自身でされてもいいですが、ベェルロードさんのように業者に依頼するのも良いかも知れませんね。
24v LED

ベェルロードさん

そうですね。この手の大型車はあまり自分でカスタムされる方は少ないと思います。また、電装系のトラブルはちょっと専門の方にしてもらうのが確実なんでお願いしました。

内藤

そうなんですね。今回は日本ライティングのLEDの取付けありがとうございました。

大変気に入っていただき嬉しいです。

内藤

その他のトラックへの取り付けについて注意点をまとめています。気になる方はご確認ください。

24V車の人気トラックへのLEDヘッドライト取り付け方法と注意点

今回取り付けた商品

   
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