こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
LEDバルブの取り付けは、ハロゲンバルブと同じような方法で出来るので、比較的簡単といわれています。しかし、自分では取り付けが難しいと考える人も少なくありません。そこで、一般的なLEDバルブ交換工賃の相場を詳しくご紹介します。
目次
内藤
島田
お店でLEDバルブを購入した場合、自分で取り替えするのが困難と感じたら、その場で交換を依頼するとよいでしょう。
交換してもらえるお店は、大手カー用品店だけでなく、カーディーラー、自動車修理工場、ガソリンスタンド、大手タイヤ販売店、カーショップなどで商品購入と交換が可能です。
交換工賃は、それぞれのお店や工場で独自に決められており、LEDバルブ購入時に交換工賃を問い合わせると、概算の値段を教えてもらえます。
ネットショップなどの通販を利用して、LEDバルブを購入する人も増えていますが、LEDバルブの場合は、ネットショップを利用しても交換できるショップやお店を紹介してもらえません。そこで、作業をお願いするには、近くのカーショップなどで交換を依頼するしかありません。
そこで問題となるのが、どこに依頼するかですが、一般的にクルマのパーツ類は購入したお店以外での取り付けは、少し高めな持ち込み料になるか、断られることが多いでしょう。
持ち込みでLEDバルブを取り付けてもらうには、知り合いの整備工場か、行きつけのガソリンスタンドで相談するのが最も安いですが、それ以外は厳しい金額が提示されます。
持ちこみ料金が高くなる理由は、一般にお店は商品と工賃をセット販売として考えています。例えば、商品の利幅が大きいと工賃を安くして販売価格を設定しています。そのため、そのお店で購入した場合の作業工賃で持ち込み作業をすると利益が出ないことから、持ち込み料金を別途定めています。
また、持ち込みを断られる理由としては、自車で販売した商品であれば、後のクレームにも対応できますが、持ち込みではクレームにも対処できません。そのため、取り付け後にトラブルになるのを回避するためです。
内藤
島田
内藤
島田
でも、世の中の流通の仕組みを考えれば、そんないい話はないという事だね。
内藤
島田
内藤
島田
セダンタイプのクルマは、ボンネットを開けるとライト裏にアクセスしやすいことから、比較的簡単にヘッドライトバルブを交換できる構造となっています。そこで、ハロゲンバルブからLEDバルブに取り換える工賃を見ると、一般的に片側1,500円程度が相場となります。
ただし、片側1灯式であれば1,500円ですが、4灯式で片側2個のLEDを取り替えるとなれば、片側3,000円程度の取り付け料金がかかるという事です。そして2灯式では、1台分3,000円程度、4灯式では6,000円程度の交換工賃がかかります。
ミニバンタイプやSUVタイプは、流行りのクルマなので、市場にも多くお店もヘッドライトの構造を把握しているため、比較的交換作業時間も工賃も安くなっています。
一般的に、ミニバンやSUVタイプも左右のヘッドライトで作業スペースが異なります。というのもミニバンやSUVは、狭いエンジンルームにエンジンなどを詰め込んでおり、ヘッドライト裏へのアクセスがかなり厳しいからです。
多くの場合、ウォッシャータンクやエアクリーナーダクトなどのパーツを外すことになり、それらを外す工賃が加算されます。
通常1台分で3,000円程度の工賃となることが多いですが、取り外すパーツが多いと工賃が加算されます。これは、外すパーツにもよりますが、500円程度から1,000円程度の加算となるでしょう。
ハイエースやキャラバンといった、ワンボックスタイプにLEDバルブを取り付ける場合、グリルやバンパーを外し、ヘッドライトユニットをクルマから外す必要があります。
もちろん、バンパーを外さずにヘッドライトユニットを外すことも可能ですが、その方法はバンパーにキズを付ける恐れがあるので、プロショップは万全を期すためにバンパーを外しての作業となります。
そこで、ワンボックスタイプの場合、バンパー、グリル、ヘッドライトの脱着工賃が加算されますが、この時間がだいたい1時間程度となり、左右の交換で8,000円程度の費用が掛かります。
軽自動車は、スペースが狭いので、思いのほか工賃が高いことがあります。通常片側1,500円程度の工賃となりますが、取り外すパーツがあるとその分加算されます。
また、軽トラックや軽バンはヘッドライトを外さなければバルブ交換ができません。まずヘッドライトを外すには、バンパーを外すことや、フロントパネルやコーナーパネルを外す必要が出てきます。
これらのパーツを外す工賃は、だいたい3,000円程度なので、そこにLEDバルブ取り付け工賃を加えて、1台分で4,000円からが相場でしょう。
バイクの場合、カウル付きやカウル無しがありますが、ヘッドライトをLEDバルブに交換する工賃は、3,000円から4,000円程度が相場です。
もちろん、多くのパーツを外す必要が出てくると、それだけ作業工賃が嵩むので、バイクによっては8,000円以上の工賃を取られることもあるでしょう。
持ち込み料金では、通常工賃の1.5倍から2倍程度取られるのが普通ですが、お店により価格設定が異なります。また、持ち込み工賃はお店に問い合わせても答えてくれないことも多く、そういったお店では持ち込み工賃の設定がないか、断られていると思ったほうが良いでしょう。
持ち込みを快く思わない業者もまだ多くありますが、最近は持ち込み歓迎とする業者も増えてきました。自分でLEDバルブを購入して取り付けをプロショップにお願いしたいときには、持ち込み歓迎と宣伝しているショップに問い合わせるのがスムーズに話が運びます。
内藤
島田
内藤
内藤
島田
内藤
島田
フォグランプのバルブ交換は、バンパーを外さなくてもタイヤハウス側からできる車種や、クルマを持ち上げて下から交換できる車種があります。
その場合の工賃は片側1,500程度からが相場となっていますが、中にはタイヤを外さなければフォグランプにアクセスできない車種もあります。その場合はタイヤ2本分の脱着工賃が加算されます。
通常タイヤ脱着工賃は1本500円~1000円程度かかりますから、タイヤ脱着がある場合は、この工賃も承知しておきましょう。
バンパーを外さなければフォグランプにアクセスできない車種もあります。それは軽自動車でも普通自動車でも、フォグランプにタイヤハウスからアクセスが困難と判断されるとバンパー脱着作業が加算されます。
バンパー脱着作業は、軽自動車で3,000円程度、普通自動車で5,000円前後となるので、LEDバルブ取り付け工賃片側1,500円程度と合わせると、1台分で軽自動車が6,000円程度、普通自動車で8,000円程度の工賃が相場です。
内藤
島田
LEDバルブ交換工賃は、数千円から高い場合で1万円を超えることもあります。そこで、工賃を節約するには、ハロゲンバルブとほとんど変わらない作業でLEDバルブに交換できるので、自分でも頑張れば作業はできるでしょう。
LEDバルブ工賃を節約するには自分で交換するのが一番です。しかし、バンパー外しなどがあると、手に負えない人も少なくありません。そこで、LEDバルブ取り付け工賃を出来るだけ節約するのであれば、日ごろから付き合いのある自動車整備工場などを1件持つことです。
いわゆるクルマの主治医を持つことですが、主治医と日ごろから付き合いを持てば、LEDバルブの持ち込みも嫌な顔せずに格安で取り付けてもらえることでしょう。
自分で、何でもこなすことも楽しいカーライフですが、クルマはDIYで手に負えないことも多くあります。当然、ディーラーなどに任せている人も多いですが、それより街の整備工場のほうがユーザーのためにサービスしてもらえます。
内藤
島田
いつも整備をお願いしている整備工場があれば、クルマのことを把握してもらっているから、臨機応変に対応してもらえるし、LEDバルブ交換も何かのついでに行う事で、工賃も無料なんてことだってありえるよ。
ヘッドライトやハロゲンバルブをLEDバルブに交換すれば、今までにない明るさを手に入れることができ、夜間ドライブも快適になります。しかし、自分で取り付けることができなければ、プロに相談して取り付けてもらうしかありません。
ここで紹介した工賃を参考にすれば、ある程度の総支払額のイメージがつかめますが、取り付け工賃は、クルマのタイプや車種ごと、そして年式でも大きくかわります。
もし、プロショップで交換をお願いしたいときには、見積もりを取り、ここで紹介した相場と乖離していないか確認してから依頼するとよいでしょう。