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こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
ダイハツが販売するコペンは、軽自動車とは思えない本格的なオープンスポーツカーで油圧式の開閉できる屋根など魅力的な要素が多くファンから支持されています。
カスタムパーツも多数販売され、コペン専門にカスタムするショップもあるくらいカスタムも盛んにおこなわれています。
何かのキッカケでコペンに興味を持ち、これからカスタムしたという方にとっては、様々なカスタム方法やパーツがあるため、どのようにカスタムすればよいか悩む方も多いでしょう。
ここでは、フォグランプにスポットを当てて、コペンのフォグランプの種類とカスタム方法について解説します。
目次
内藤
島田
2人乗り軽スポーツカーは、ホンダS660やホンダビート、スズキカプチーノなんかもあるけど、やっぱり電動で屋根が開閉できるギミックは、男心をくすぐられるよね。
内藤
やっぱり魅力はアクティブトップですが、初代も特別仕様車も多いし、2代目もスタイルがいくつかありますよね。それぞれの特徴がわかればと思って。
島田
初代コペンが登場したのは、2002年6月です。軽自動車初となるアクティブトップ(油圧式で屋根が開閉可能)を備えたな本格的なオープンスポーツカーとして登場しました。
アクティブトップは、簡単な操作で屋根の開け閉めができ、手軽な操作と可愛いデザイン性から女性オーナーも数多くいます。
エンジンには、4気筒DOHCターボエンジンを搭載。
しかも新開発のターボチャージャーを採用したことで、力強い走りが味わえ、その走りを支える足回りも専用チューンを施されたことで、軽自動車とは思えないコーナリング性能でワインディングを駆け抜ける様は、当時大きく注目されました。
女性オーナー以外にもマニアックなオーナー様からも支持されています。その理由としては、コペン専用工場のエキスパート軍団により生産されたことで特別なクルマとユーザーが感じられたからです。
また、他の車種ではなかなか見られない、コペンを愛する多くの方たちがネット上に集まり、コペンクラブを全国各地で発足されています。
毎年6月ごろになると、コペンミーティングか長野県のビーナスラインで開かれるようになり、全国各地からコペンが集まり、いつしかビーナスラインはコペンの聖地になります。
内藤
島田
コペンが年1回、ビーナスラインの車山に集結して、その後美ヶ原高原まで走行するんだよ。その姿は圧巻だぞ。
2代目コペン(LA400K)は、2014年6月に登場します。先代は2012年4月に販売終了したので、約2年ぶりの登場でした。
初代のコンセプトは「操る楽しさ」「持つ悦び」に対し、2代目では「操る楽しさ」「持つ悦び」ともう一つ、「着せ替えができる」を追加。
新たな付加価値としてユーザーが脱着可能なボディ外板「DRESS-FORMATION」 を採用しました。
この背景には2代目が登場した2014年と初代が登場した2002年では、クルマの市場がクーペスタイルからミニバンに大きくシフトしていました。
コペンのように趣味性の高いクルマは、ファンに向けて大きな変革が必要だったのではないかと考えられます。
そこで、初代登場時に多くの方を驚かせたアクティブトップを超える新たなコンセプトとして、「着せ替え」を採用したことが2代目の大きな特徴です。
最初はスポーツモデルとなるローブが登場し、その後ダイナミックのエクステリアを纏ったエクスプレイが登場し、そして3番目として初代の面影を強く出したセロが登場しています。
内藤
島田
骨格だけで剛性を確保したからドアを除く外板部分を樹脂にしているんだよ。
内藤
島田
2代目コペンの最初に登場したのはローブです。
デザインは先代のキュートな丸いヘッドライトから、鋭い角型ヘッドライトに、更には先代の流線形の美しいボディデザインから力強い戦闘的なデザインへと変更されました。
このデザインに対して発売当初、賛否両論を巻き起こします。特に初代コペンオーナーからは、「以前のデザインに戻した方が良い」といまひとつの評価でした。
しかし、時が経つに連れてデザインの評価も上がり、現在では後に登場するセロ(初代コペンのデザインに近い)よりも人気のあるコペンとなりました。
エクスプレイは、ローブ登場から5カ月後に登場します。
エクスプレイの名称の由来は、「EXTRA Play(もっと楽しい)」の造語で、2014年開催のオートサロンにおいて一般公募から決められました。
ローブと着せ替えができる外板を共有しているので、骨格と足回りは同一で構成されていますが、アグレッシブでタフさを表現している外板は、躍動感あるスポーティーなローブとかけ離れたイメージでした。
2015年6月には、3つ目のデザインとなるセロが登場します。丸いヘッドライト、丸いバックランプ、丸いブレーキランプは、初代の面影を強く出したデザインです。
先発のローブ、エクスプレイ同様に外板パーツの着せ替えが可能で、セロにはないローブ専用色の「リキッドシルバーメタリック」をドレスパップパーツに採用しました。
これにより、セロ購入者がローブ専用色でカスタムできるという面白さもあります。
2019年10月には、コペン第4弾となるGR SPORTSがトヨタのGRブランドとコラボレーションしてダイハツ主導で開発されました。
GRのモータースポーツで培った知見が反映され、ボディの剛性アップ、空力性能の向上、足回りの最適化が行われていますが、GRでは開発に際して意見は述べたものの、これらの開発はダイハツで行うところが、今までのGR スポーツと異なります。
エクステリアデザインもGR SPORTSらしいフロントフェイスで、大型フロントバンパーなどのほか、GR SPORTSの顔というべきマトリックスグリルも備わり、ノーマルのコペンとは異なるデザインです。
内藤
島田
日本のように制限速度の低い場所に似合うスポーツカーと言えるね。
価格もノーマルより40万円以上高いけど、ノーマルを購入して、そこまでクルマをカスタムできるかといえば・・・かなりバーゲンプライスだと思う。
内藤
島田
それじゃあ、フォグランプについて解説するよ。
初代コペンは、フロントバンパーにフォグランプとウィンカーが内蔵されたデザインのユニットです。
特徴は、ヘッドライトとデザインを合わせるように丸く、上半分にウィンカー、下半分にフォグランプの構造になっています。
初代コペンは、「一部改良」や「特別仕様車」など数多く販売されてきましたが、主にシートやステアリングに本革を使用するなど上質な内装を演出したほか、走りをもっと楽しめるビルシュタインショックアブソーバー、BBS15インチアルミホイールなど、内外装を主にカスタムされていました。
しかし、灯火類ではヘッドライトにHIDが採用される程度で、フォグランプのバルブには、すべてHB4ハロゲンバルブが使用されています。
内藤
島田
それゆえに、フォグランプレスにするとウィンカーも無くなる弊害もあったんだよ。
2代目コペンは、当初オプション設定でした。その後、各ボディタイプにSモデルが追加されると、ローブSを除きフォグランプが標準装備されます。
そして、2016年4月に一部改良がおこなわれると、フォグランプが全グレードに標準装備されます。
一部改良では、16インチアルミホイールのデザインと、インテリアカラーを選べるようにして、ユーザーが個性を出せるようにしたほか、外板もカラーを選択できるようにしています。
しかし、ナビを装備するために必要なオーディオクラスターとフォグランプがオプションであったことは、かねてからユーザーから残念という声があったため、一部改良では、フォグランプとオーディオクラスター、そしてステアリングスイッチが標準化されました。
用意されたフォグランプ形状は、ローブ、エクスプレイ、セロ、GR SPORTSのすべてデザインが異なります。
装備されたバルブは、ローブ、エクスプレイ、セロにH8ハロゲンバルブが用意されて統一性がありますが、GRコペンにはGR専用LEDフォグランプが装着されています。
内藤
島田
内藤
しかも軽自動車だから、小さくて作業が難しいように感じるのですが、フォグランプバルブの交換は難しいでしょうか。
島田
交換方法について、初代から解説するよ。
初代コペンのフォグランプは、ウィンカーと共有されたユニットで、フロントバンパーに組み込まれています。
バルブ交換は、基本的にタイヤハウスからフォグランプの位置あたりのフェンダーライナーをめくり交換します。
しかし、コペンは純正でもかなり車高が低いです。その状態での作業は体勢に無理がかかるので車をジャッキアップしてタイヤを外すことで作業性が上がります。
まず最初に、タイヤを外すためジャッキアップします。そのあと、安全のためにリジットラックをクルマにかけるようにします。
交換する方のタイヤを外してからバンパー下部とフェンダーライナーを止めている3つのクリップを外します。
その後タイヤハウス内のクリップを外せば、フェンダーライナーは外せます。
あとは、フォグランプユニット下側がフォグランプのバルブなので、反時計回りに回すとバルブが外れます。
2代目コペンは、取扱説明書にあるように、交換する側とは反対にハンドルを回してタイヤハウス部分に空間を設けて作業しても問題ありませんが、かなり体勢がきつくなるので、初代と同じようにジャッキアップする方法が簡単です。
基本的な交換方法は、ローブ、エクスプレイ、セロともに同じです。なおGRコペンはLEDフォグランプなので、バルブ交換はありません。
最初に、交換するバルブと反対側にハンドルをいっぱいまで回します。またはジャッキアップしてタイヤを外します。
次に、フェンダーライナーをめくりますが、バンパー下側に3個とタイヤハウス内2個のクリップ、計5個を外します。
部品構成とフェンダーライナーの取り付け方法は、初代とほぼ同じです。
フェンダーライナーがめくれたら、フォグランプのバルブが見えます。コネクターのロックを押さえコネクターを外します。あとはバルブを反時計回りに回せばバルブ本体を抜き取れます。
内藤
島田
あとは、軽自動車だからフェンダーライナーをめくると、すぐにフォグランプの後部があるから作業はやりやすいかな。車高が低いのを除いてね。
内藤
島田
どんなカスタムをするかによって難易度が変わるのは一緒だよ。
内藤
島田
それじゃあどんなカスタムがあるのか、初代と2代目で見てみようか。
初代コペンのフォグランプは、電球色なのでイエローのLEDに変えると、かなり雰囲気が変わります。
ヘッドライト、クリアランスランプ、そしてフォグランプを白色にすれば、統一感があって見た目がすっきりします。
こちらのコペンは、バイカラーの2色切り替えを装着しているので、気分や道路状況に合わせてライトの色が切り替えられます。
日本ライティングからも2色切り替えを3タイプ用意しているので、その中から好きなカラーを選ぶことでコペンの個性を引き立てられるでしょう。
フロントバンパーを交換して、フェイスチェンジするカスタム方法が多く見受けられ、それぞれのデザインに合わせたフォグランプが用意されています。
用意されているフォグランプは、販売するエアロパーツメーカーによって、デザインに合うフォグランプや汎用品のフォグランプ、他車から流用したフォグランプまで様々です。
もし、明るさや色を変える場合は、用意されたフォグランプユニットに合わせたバルブの用意が必要なので、純正のバルブ形式は使用できない可能性が高いでしょう。
内藤
島田
今では、オークションサイトで中古品も手に入るから、新品を購入しなくても安くカスタムできるよ。
ただし、フォグランプのバルブ規格は純正ではないから注意することだね。
2代目コペンのフォグランプも、市販のLEDバルブに交換が可能なので、自分好みのカラーにチェンジできます。
今流行の2色切り替えLEDフォグランプも装着できますから、悪天候時はイエローにして視認性を高めることもできるので、2色切り替えはドレスアップとしての効果が高いアイテムです。
純正のフォグランプは、非常に暗いです。
助手席側のように、明るいLEDバルブに交換すれば、視認性のアップだけでなく、他の灯火と色を統一するカスタムもできるためドレスアップ効果は非常に高いでしょう。
日本ライティングには、さらに明るいスーパーハイルーメンタイプも販売されています。
フォグランプをすでにLEDバルブに交換していて、さらなる明るさを欲しいなら検討してみるとよいでしょう。
フォグランプをヘッドライトと一緒にスモーク化すると、フロントのイメージがかなり変わります。
明るさや点灯時の色は、夜間でなければわかりませんが、スモーク化は、日中でも主張できるインパクトあるカスタムといえます。
内藤
島田
もしGRのLEDをカスタムしたいなら、ユニット交換が必要だね。あと、一部改良前のフォグランプレスの場合は、フォグランプを後付けする方法もあるよ。
内藤
島田
あと、フォグランプレスのコペンは、フォグランプを取り付ける位置に配線も来ているし、フタも簡単に外せるから、スイッチやユニットを純正品で揃えれば、かなり手軽に取り付けられる。
内藤
島田
色を変えたり明るくするのが簡単でお勧めの方法だよね。あと、他とは差をつけたいなら日本ライティングから面白い商品があるから紹介するよ。
日本ライティングから、フォグランプにもっと明るい光を与えるスーパーハイルーメンタイプがラインナップされています。
装着できるバルブ規格も豊で、初代コペンのHB4や2代目のH8にも対応していますから、簡単交換でほかにはない明るいフォグランプにできます。
日本ライティングでは、標準モデルの5,000ルーメンとハイスペックモデルの6,400ルーメンがあり、どちらも純正を大きく上回る明るさですが、スーパーハイルーメンタイプは脅威の10,000ルーメンなので、その違いは装着すると実感できるはずです。
今までは、ホワイト1色、イエロー1色のカスタム方法が一般的でした。しかし、天候や道路状況によっては色を変えたいと感じたこともあるのではないでしょうか。
雨や雪の日はイエローのフォグランプにしたい。
街乗りや街頭がない道路ではホワイト色で明るく照らしたい。
そのような場合は、手元のスイッチで色を変えられる2色切り替えLEDバルブがおすすめです。
日本ライティングでは、ホワイトとイエローの切り替えのほか、ハロゲン色とイエロー、ハロゲン色とホワイト(今後販売予定)の3タイプがラインナップされています。
ハロゲン色の温かみを大切にしたいユーザーで、悪天候時はしっかりとフォグランプの機能が欲しい方は、ハロゲン色とイエローの2色切り替えがお勧めです。
また、従来からのイエローバルブに加え、ファッション性を重視したレモンイエローもラインアップに加わっているので、好みのLEDバルブを探しやすいでしょう。
内藤
コペンは、初代からこだわりがあるクルマ作りで、本物を求めるユーザーから支持されてきた軽自動車です。
こだわりを持ってカスタムする方が多く、見た目重視から走り重視まで様々なカスタムが行われています。
それゆえに、多くのカスタムパーツも販売されており、自分好みにカスタムするには様々な商品があり悩むことも多いでしょう。
また、フォグランプは悪天候時には重要なアイテムですが、ファッション性を重視したカスタムとしても注目されていますから、コペンのようなファッション性が高いクルマは最初にカスタムされるパーツです。
日本ライティングからは、今トレンドの2色切り替えを3タイプ用意するほか、明るさを求めたLED、ファッション性重視のレモンカラーなど、多くの商品を揃えているので、フォグランプをカスタムするなら国産LEDを販売する日本ライティングの商品から探してみはいかがでしょうか。