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フィルムタイプのフォグランプ

フォグランプの色は青・黄色・紫・オレンジ・ピンク・黄緑、何色が実用的?市場に出回るフォグランプの色を考える

こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。

 ※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。

フォグランプ用のバルブは、非常に多くの種類が販売されていますが、中でもカラーについても様々な色を選べる時代になっています。

そこで、現在販売されているフォグランプに使えるLEDバルブのカラーには、どんな特徴があるのか、そして車検はどうなのか詳しく解説します。

フォグランプ用に多くのカラーが売られている

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内藤

お客さんから、フォグランプの色についてご相談を受けたのですが、最近はLEDバルブが主流になり、ネットショップを見ると色々なカラーのLEDバルブが売られているというのです。

私なんてフォグランプの色なんて黄色と白色しか知らなかったのですが、そんなに多くのフォグランプのカラーバリエーションがあるのでしょうか。

島田

そのお客さんはかなりクルマ好きなんだね。確かにネットショップを見ると様々な色が売られているよ。

どんな色のLEDバルブが売られているか私自身も全て把握している訳じゃないけどね。

だいたい以下のようなカラーのフォグランプが売られているよ。

現在、LEDバルブとして多く販売されている中に、白色や黄色といった定番カラー意外に、様々な発色をするLEDバルブがネットショップで販売されています。

そのカラーは主にブルー、オレンジ、レッド、パープル、グリーンが主流で、それぞれ色の濃さをメーカーごとで変えて販売しています。

また、中にはLEDバルブの色を1色だけでなく2色や3色切り替えが可能なタイプや、ストロボタイプと呼ばれるフラッシュするタイプの販売も見かけられます。

内藤

意外に多くのタイプがLEDバルブとして売られているのですね。

フォグランプの色の違いによる特徴

内藤

フォグランプに装着できるLEDバルブにこれだけカラーにバリエーションがあると、その特徴も気になります。

島田

確かに、多くのカラーが販売されているからね。

特徴も大きく違うから消費者も何も知らなければ悩みが多くなるよね。

それじゃあ、今手に入るLEDバルブのカラーについて、色の特徴を解説するよ。

白色フグランプの特徴

ホワイト色のフォグランプ

最近のクルマに主流となっているフォグランプのカラーは、純正でも多く採用されている白色のフォグランプです。

新車で純正採用されているフォグランプも、オプションで変更しなければ、ほとんど白いフォグランプで納車されます。

白いフォグランプは、ヘッドライト、クリアランスランプと色が合わせられることから、全部点灯したときに統一感がありオシャレに見えることです。

しかし、フォグランプの実用性を考えたときに晴天では明るく感じますが、悪天候時は見えにくい色として知られています。

この白い色が見えにくい理由は、光の波長の長さが大きく関わっています。

路面を照らす光は、光が路面に到達して戻ってきた光を見ていますが、雨の日には水の膜に邪魔されて白い光は路面まで到達できません。

それは白い光は路面に届く前に乱反射して他の方向に光が飛んでしまうことから路面が見えないからです。

白いフォグランプは、ライト類の統一性を出すためのファッション性に優れていることと、晴天の夜間なら、見えやすい特徴はありますが悪天候時はあまり視認性が良くありません。

黄色系のフォグランプの特徴


フォグランプといえば、黄色が昔は定番でした。黄色いフォグランプが採用されたのは、悪天候時の視認性が高いからです。

黄色の光は、波長が白色より長いので水の膜を通りぬけて路面に光が到達するので人の目に路面が見えるようになります。

また、黄色は白色に比べて光が拡散するので悪天候時も光が広がり視界が良く見えます。

悪天候時では黄色い色は見やすいので実用性が高いカラーのフォグランプです。

青・ブルー系のフォグランプの特徴

フォグランプ青

ブルー系のフォグランプは、ファッション性を重視したカラーで、白色と青の2色切り替えといったLEDバルブも発売されています。

ブルーは、薄暗い中では人の目が反応しやすい色といわれており、他の色より遠くまでブルーの光が届くことが科学的に知られています。(プルキンエ現象)

しかし、ブルーは、白に比べて光量が少なく暗く感じることから、明るさを求める実用性はないでしょう。

また白よりさらに短波長の光なので、悪天候時は、光が水の膜に邪魔されて白色のフォグランプより光が路面に届かないことから、フォグランプの機能面として考えるとふさわしくないと思われます。

オレンジ系のフォグランプの特徴

オレンジ色のLEDバルブも良く見かけますが、オレンジといえばウィンカーランプです。

フォグランプをオレンジ色にすると、ウィンカーランプと同じ色なので周りから見たときにウィンカーと混同してしまう事も考えられます。

光としては、黄色に近い波長なので悪天候時は白色やブルー系のLEDより視認性は良いといえるでしょう。

たしかに、それを裏付けるようにトンネル内ライトはオレンジ色です。

最近は白色のトンネル照明も増えましたが、雪国などではオレンジのほうが見えやすいという事から、オレンジ色が採用されています。

レッド系のフォグランプの特徴

赤いフォグランプは、緊急自動車やブレーキランプと同じ色なので、周りからの視認性は高い色といえます。

しかし、ドライバーが路面を認識できる明るさを確保できるかといえば、暗くて役に立たないでしょう。

黄色より波長がかなり長くなり、色の波長で見ると黒の一歩手前ですから、人の目で明るさを認識するには役不足です。

パープル系のフォグランプの特徴

最近見かけるパープル系のフォグランプですが、カスタムとしてドレスアップには向いている色ですが、実用性で考えるとブルー系より波長が短いので、悪天候時はドライバーが路面を認識できることがなり困難です。

また、波長を見るとブルーからパープルそしてブラックへと波長が変わるので、明るさもブラックの手前という事から、晴天時でも明るさは期待は難しいでしょう。

グリーン系のフォグランプの特徴

グリーン系のフォグランプは、ファッション性だけでなく実用性でも意外に見やすい光の色です。

というのも、信号機を見て貰えればわかりますが、信号機は赤、黄色、緑の3色が使われています。

これは世界基準で決まっていますが、悪天候でも見やすい色にするという事から、この色が選ばれたということです。

そこで、グリーン系のフォグランプですが、グリーンは人の目にも優しくかなり優れた色合いですが、イエロー寄りのグリーン、すなわち黄緑ぐらいなら視認性もよいでしょう。

しかしこれが、ブルー寄りのグリーンになると波長が短くなり、悪天候では見えにくくなるでしょう。

内藤

LEDランプの色の種類で、いろんな特徴がありますね。

島田

ファッション性重視で色を選ぶと実用性は全くないのが今のLEDランプかな。

現代と過去のフォグランプの色の特徴

内藤

現代はこんなに沢山のカラーフォグランプが発売されていますが、昔はどうだったのでしょうか。

島田

昔は、フォグランプは高級装備品だったんだぞ。昭和の頃なんて純正装着なんて高級車しかなかったからな。

内藤

さすがに良くご存じですね。

島田

だてに半世紀近く生きてないからな。昔のフォグランプの色だったよな。少し解説するよ。

昔は黄色系しかなかった

現代では、白いフォグランプが主流で純正装備されることが多いですが、昔のフォグランプは黄色が主流で純正ではなくオプション装備がほとんどでした。

黄色いフォグランプにするには、レンズ自体に黄色を採用して黄色く発色させる方法と、フォグランプ用のハロゲンバルブにイエローの硝子のフィルターを被せて黄色いフォグランプにしていました。

そして、現代のように白色のフォグランプはなく、もしあるとすればドライビングランプという名前で販売されており、白色の光源のフォグランプは販売されていませんでした。

LEDが登場する前はフィルムで色を変えていた

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#Jimny #JB23 #4WD #4×4 #ライトフィルム

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LEDバルブが主流となる現代では、バルブ自体で色が変えられることが普通ですが、昔は色を変えるにはフィルムをレンズに貼るか専用スプレー塗料でレンズの色を変えていました。

現代でもフィルムをレンズに貼る手法が多く見られますが、最近はLEDバルブに専用フィルムを使用して、カラーチェンジできる商品も販売されています。

しかし、昔は現代ほどフィルムのクオリティや作業性が良くはなく、購入してもキレイにレンズに貼り付けることが難しかったことから、ごく一部の人達しかフィルムによるカラーチェンジは行われませんでした。

車検を考えるとフォグランプの色は決まってくる

内藤

色んな色のフォグランプは、ファッション性を考えるなら大歓迎ですが、問題は車検ではどんな扱いなのでしょう。

島田

日本には、クルマを公道で走らせるためには法律に則った整備を行ってなければ走らせることができない法律があるからね。

そこを間違えると車検は受からないから注意が必要だよ。その辺を詳しく解説するね。

車検で問題ないフォグランプの色とは

ネット通販などでは様々なカラーのLEDバルブが販売されています。

その商品部分の説明には、フォグランプへの使用を前提とした内容も多く、何も知らなければ購入して装着してしまう事でしょう。

しかし、日本には道路運送車両法がります。そこに保安基準としてフォグランプの基準も明確に記載されています。

保安基準内の前部霧灯の第121条に(前部霧灯は、白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること。)とあります。

フォグランプは色を変えたら車検通るの?意外に知らないフォグの保安基準とは

前部霧灯はフォグランプのことを指し、この内容を解釈すると、フォグランプは、白色か黄色でなければフォグランプとして認めないという事が記載されています。

ということは、これ以外のカラーをフォグランプとして使用すると車検には通らないという事になり、公道を走行すれば、警察官からの取り締まり対象になるという事です。

なぜ、保安基準を満たしていないLEDバルブがこれほどネットショップで売られているのかというと、このショップの運営は、ほとんど海外業者が行っています。

商品説明をよむと日本語の文法としておかしな部分も見られ、明らかに日本人が考えた文面ではないことがわかります。

また、海外では日本のように車検制度が厳しくないことから、どんな色のライトを装着しても違法とならない国が多くあります。

そのため、海外製の様々なLEDバルブが海外の業者によって販売されています。

しかも、海外で購入すればそのほとんどは10分の1程度で手に入る商品ばかりです。

内藤

やっぱり車検には白色と黄色以外は無理ですね。しかも公道で捕まったる可能性もある。。。

そして、売られているLEDバルブが10分の1程度で、海外で手に入るなんてちょっとショックです。

島田

英語が得意なら、海外のショッピングサイトを覗くとよいよ。

同じ商品を見つけられたらその値段の安さに驚くはずだ。

実用性が最も高いフォグランプの色

実用性と合法を考えたら、悪天候の視認性が良い黄色いフォグランプがおススメです。

しかし、黄色いフォグランプと白いフォグランプの使い分けをしたい人もいるでしょう。そんな場合は、日本ライティングの2色切り替えLEDバルブを使用すれば解決できます。

晴天時は、白いフォグランプで視認性と統一感のあるファッション性を高め、雨天などの悪天候では、視認性の高い黄色に即座に変えられる商品です。

一度色をセットすれば、エンジンを切ってもメモリー機能付きで次回も同じ色が点灯する優れたLEDバルブです。

まとめ

フォグランプのカラーは、どんな色でもよいわけではありません。法律でカラーが明確に決められており、それに違反すれば整備不良でキップを切られる恐れがあるほか、車検も通りません。

フォグランプは、実用性と明るさを兼ね備えた、白色か黄色を装着するようにしましょう。また、そのどちらを兼ね備えた、2色カラーチェンジLEDバルブはファッションを重視する人にもおすすめです。

2色切り替えLEDバルブ

   
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