日本ライティングBlog

フォグが無いけど、2色切り替えのフォグランプを取り付けたい方

アイキャッチ画像 引用元:かずさん

内藤

お客さんから、フォグランプの取り付けについて相談がありました。乗っているアクアの上級グレードにはオプションで用意されているようですが、お客さんの乗っているアクアには、フォグランプが装着されていません。

そこで、後付けでフォグランプを取り付けしたいという相談があったのですが、どのような方法が良いでしょうか?

島田

確かに車種によりフォグランプの設定が上級グレードのみだったり、低グレードにはオプション設定もされていないこともあるよね。

昔は、PIAA、シビエ、スタンレー、マーシャルといった老舗ブランドから多くの後付けフォグが売られていたけど最近は見なくなったね。

内藤

そうなんです、汎用品が少なすぎて困っています。

島田

後付けフォグランプの需要が少なくなったことに加え、現在のクルマのバンパーの構造が後付けフォグランプの取り付けを困難にしているからね。

下手な後付けフォグランプを購入しても取り付けることが出来ないよ。

内藤

そうなんですか!汎用品は取り付けできない場合があるなんて、取り付けたい方にとってかなり深刻です。

島田

でも、フォグランプの種類で後付けできないこともないから、諦めるのは早いよ。

フォグランプの種類


内藤

フォグランプの種類で後付けが可能になるならうれしいですね。

島田

そのまえに、フォグランプの種類からおさらいをしておこう。フォグランプには白熱電球・ハロゲン、HID、LEDの3つの種類から選ぶことになる。

そして、現在最も多いのが純正でLEDタイプになるかな。でも、純正LEDフォグランプにすると、バルブ交換が不可となっている商品がほとんどだから、選ぶ場合は注意が必要だね。

内藤

なるほど、売られているフォグランプの光源に種類が重要になるのですね。

島田

後付けフォグランプを取り敢えずつけたいとか、後からバルブ交換を考えないのであれば、好きなフォグランプでも問題ないけどね。でも、今度は取り付け方法も考えないといけない。

内藤

取り付け方法は難しいのですか?

島田

最初にも少し触れたけど、今のクルマのバンパーは、フォグランプを取り付けるのに適した形じゃないんだ。特に今回のアクアのフロント回りを見ると、昔のようにブラケットで吊り下げることも難しいフロントデザインだからね。

内藤

なるほど、バンパーの形状が汎用のフォグランプ装着に適していないということですね。とすると、どうすればよいのでしょうか?

島田

フォグランプを取り付ける方法としては、純正オプションで取り付けている位置が適しているかな。でも、全くフォグランプの設定がないような車種は、バンパーに加工が必要になるだろうね。

内藤

オプションで設定があれば、フォグランプ設置はそれほど敷居が高くなさそうですね。

フォグランプの取り付け位置を決めよう

内藤

フォグランプを取り付けるうえで、なにか注意点はありますか。

島田

まず、保安基準の話をすれば、同時に3個以上点灯するような取り付けはできない。そして平成17年12月31日以前のクルマは、ロービームより下に取り付けるようにして、下縁が0.25m以上になるようにする。

平成18年1月1日以降のクルマは、フォグランプの上縁の高さが地上 800mm 以下で下縁の高さが地上 250mm 以上、そして、自動車の最外側から 400mm 以内と細かく決められている。

内藤

平成18年1月1日以降のクルマにフォグランプを取り付ける場合は、かなり厳しい規定があるのですね。

島田

純正取り付け位置があればそこに取り付ければ問題ないけど、純正取り付け位置ではない場所や、元々純正で設定がない場合は取り付け位置を十分吟味しないとね。

特に下にフォグランプを取り付けて車高を落としたら、保安基準に適合しないなんてことになるからね。

内藤

なるほど、純正取り付け位置があればそこに取り付けるのが良いのですね。

島田

上位グレードでフォグランプが装着されているモデルや、オプションが用意されている車種であれば、バンパーの裏側までハーネスが来ているのと、フォグランプ取付ステーも簡単に取り付けできるので、後つけフォグランプ装着はかなり簡単だよ。

ただ、もともとフォグランプの装着自体の設定がない車種では、ステーを作ることから始める必要があることと、配線を行う必要が出てくるね。

内藤

フォグランプの設定がないタイプでステーを作る場合は、かなり難しいでしょうか。

島田

汎用フォグランプで、簡単に装着できるようなタイプは、両面テープや鉄板ビスで止めるようなステーとなっている。

でも最近のクルマは、汎用のステーでは取り付けが難しい。その場合は、バンパーに加工が必要となることが多いね。

内藤

バンパーに加工ですか。かなり難易度が高くなりそうです。

島田

バンパーにラジエーターへの空気導入の大きな開口部があればそこに取り付けもできるが、ない場合は、フォグランプを埋め込むしかないよね。

それには照射角度も考えてステーを取り付けなければならないし、バンパーに大きな穴を開ける必要がある。DIYではかなり難しいかな。

内藤

確かに、バンパーに穴を開けるとなるとかなり難しいですね。それでも取り付けたい場合は何か方法はありますか。

島田

自動車板金塗装工場にバンパーの加工をお願いするのが早いけど、そうするとかなり工賃が高くなってしまうだろう。そこで、自分でバンパーを外すことが出来るなら、バンパーに穴を開けて取り付けることも不可能ではないかもね。

穴あけにはかなり慎重さが求められるので、根気と丁寧さが必要だけどね。あとは、フォグランプのステーは、バンパーのリーンフォースメントと呼ばれる骨に取り付けるとよいかな。

内藤

なるほど、やはり綺麗に取り付けるには専門ショップの力を借りるのが一番というわけですね。でも、もともとフォグランプの設定がある車種であれば、それほど悩むことなく取り付けできると聞いて少し安心しました。

     

スイッチをどうするか

内藤

フォグランプの取り付けで、この他に何に注意すればよいでしょうか。

島田

やっぱりスイッチだよね。スイッチにこだわる人は非常に多い。特に純正と同じ場所にスイッチを取り付けたいという人は少なからずいる。

そこで、純正スイッチを使えるようにすることもできるよ。

内藤

すごいですね。純正と同じようにフォグランプが作動すれば、「後つけしました」ではなく、「元からついています」になりますものね。


島田

今回相談があったアクアは、ウィンカーレバーにフォグランプが付いているよね。

この場合も、アクアにはすでにフォグランプの配線がウィンカーレバーまで来ているので、フォグランプ用のスイッチが付いているレバーに取り換えればよいよ。

内藤

そうなんですか!スイッチ部分にも配線が来ているなら純正同様にスイッチを取り付けできますね。

島田

もちろん、純正の配線を生かすから、インパネ内にもフォグランプ点灯のインジケーターランプも点灯するよ。

でも、汎用品で元々フォグランプも設定の無い車種は、室内にも配線を行いスイッチの増設をする必要がある。

内藤

車種により、配線方法も変わってくるということですね。

島田

もう一点、配線方法が変わることに加え、純正スイッチを流用するとなると、別途純正スイッチを用意しないといけないけどね。

流行りの2色切り替えのフォグランプとは

内藤

フォグランプでもう一つ気になるのが、2色切り替えタイプのフォグランプなんですが、後付けフォグランプでも取り付け可能なのでしょうか?オシャレだから取り付けたいオーナーさんも多いかと。

島田

おしゃれに見えるだけでなく、実用的にもかなり優れた製品だよ。白いフォグと黄色いフォグは、前から見やすさについて論議が巻き起こっていたけど、天候が悪い日は黄色が見えやすく、晴天時であれば見やすいことは誰もが納得していることだからね。

これが同時に使えるランプはかなり優秀。

島田

この2色切り替えのフォグランプは、LEDになったから出来たんだけど、以前は黄色のLEDは明るさが出なかったんだ。

そこで前は、白いLEDに黄色いフィルムを取り付けていたんだ。でも技術の進歩で、2つの色を発するチップを装着して1つのLEDバルブで色の切り替えができるようになったというわけだね。

2色切り替えのフォグランプを後付けする方法

内藤

2色切り替えタイプのフォグランプにするにはどうすればよいでしょうか。

島田

まず、後付けでフォグランプを選ぶ場合、必ずハロゲンバルブを選ばないとね。LEDフォグを選ぶと、2色切り替えLEDバルブに交換できない。

内藤

ハロゲンバルブのフォグですね。ただ、フォグランプの種類はどうなんでしょうか?

島田

日本ライティングで販売されている2色切り替えのLEDバルブは、H8/H11/H16/HB4/PSX26Wのバルブに対応できるから、汎用タイプのハロゲンフォグランプであれば、問題なく取り付けできる。

しかも、コネクターの加工無しでバルブが接続できるから簡単だよ。

内藤

なるほど、普通にバルブ交換するのと変わらないのであれば簡単でよいですね。

島田

また、日本ライティングの2色切り替えフォグランプの場合、ドライバーユニットに消灯前についていた色を覚えさせておくことが出来る。

だから、ドライバーユニットを取り付ける場所を確保しないといけないけどね。

内藤

スペースが限られているクルマはかなり厳しいということでしょうか。

島田

そんなに大きなユニットじゃないから、取り付けられずに困ることはまずないと思うよ。ただ、ユニットを止めるには、動かないように確実に止める必要がある。

フォグランプ取付で保安基準NGな場合

内藤

フォグランプ取付で、保安基準でNGになる場合はどんな時でしょうか?

島田

先にも言ったように、取り付け位置と、一度に点灯できる個数に規制があるほかに、左右同じ色でなければならない。

内藤

左右同じ色ですか。ということは、例えば右が白で左が黄色いとだめということですか。

島田

そういうことになる。だから、フォグランプの色を混在して取り付けないように注意しないとね。

まとめ

フォグランプの後つけ方法と、2色切り替えのフォグランプについて解説してきました。

フォグランプを純正で装着していなくても、後つけで取り付けることは可能です。ただし、元々純正で装着が可能となっている車種と、全くフォグランプ装着を想定していない車種とでは、取り付け難易度が異なります。

しかし、全く取り付けが不可ではなく、方法次第で今はやりの2色切り替えフォグランプの取り付けも可能です。

フォグランプの、良いとこ取りをした2色切り替えのフォグランプで愛車をカスタムすれば、あらゆる天候で視認性が上がること間違いないでしょう。

   
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