• TOP
  • FAQ
  • ドラレコの取付け前、作業中、取付け後で確認する必要があることとは

ドラレコの取付け前、作業中、取付け後で確認する必要があることとは

こんにちは。
日本ライティングの内藤です。

自動車事故やあおり運転といった万が一の状況。できる事なら回避したいですが、自動車を運転している以上、対策は必要ですよね。

その方法として有効なのが、ドライブレコーダーの搭載です。昨今では、自動車事故というよりもあおり運転への備えからドライブレコーダーを検討される方が非常に多いです。

そしてそういった方へお勧めなのが、前後方2カメラタイプのドライブレコーダーです。後方かのあおり運転でもナンバープレートを記録してくれます。

今回は、前後方2カメラタイプのドライブレコーダーを取り付けたいという方に向けて、確認したい注意事項を作業前、作業中、作業後の3項目に分けてご紹介します。

それでは、どうぞ。

内藤

最近ではネット通販の普及もあり、ドラレコを自身で取り付ける方も増えているようですね。

島田

ドラレコは、いくつかのポイントをしっかりと抑えると、お客様自身でも取り付けが可能なカー用品だからね。

内藤

取り付けで、注意すべきポイントはありますか?

島田

では、作業前から順番に注意事項をまとめてみよう。
今回のテーマ

取り付け自体は比較的簡単に行えますが、とても大切なポイントがいくつかあります。そのポイントしっかりと抑えないと、破損や怪我、そして違法行為になる事だってあるのです。 
 
今回の注意事項のテーマは「安心、安全の為に」 
 
あなたや同乗者そして大切な愛車を守る為にも、しっかりと理解してドライブレコーダーの取り付け作業をしていきましょう。 

作業前に確認したい注意事項

①フロントガラスの法律を守る事

ドライブレコーダーの取り付けに当たり、最も注意すべきポイントが法律違反をしないという事です。

公道を走行する自動車には、道路運送車両法という法律が適用されます。この法律内で、フロントガラスに貼り付けて良いものとして、ドライブレコーダーの記載があります。

しかし、貼り付け位置がしっかりと明記されていますので、指定された場所以外には貼り付けないようにしましょう。ドライブレコーダーに同梱されている取り付け要領所には、必ず取り付け可能範囲の記載がありますので、必ず確認してください。

内藤

貼り付け位置を守るという事は、視界を確保し安全性を高める為にも絶対守らないといけない法律ですね。

②大まかな配線ルートの確認

前後方2カメラタイプのドライブレコーダーは、フロントだけでなく、リヤカメラも搭載しています。その為、配線を後ろ側から通してくる必要があります。どこを通すのかを確認しておくだけでも、作業に入った時にスムーズに進める事ができます。

また確認したいのが、カーテンシールドエアバッグの有無です。このエアバッグは、運転席と助手席のエアバッグとは別に、万が一事故が発生した場合に、車両側面から展開されるエアバッグの事で、フロント席とリヤ外側席乗員の主に頭部への衝撃を和らげるための安全装置になります。

この装置がある車両で、配線をエアバッグ展開面の上に通してしまうと、万が一の事故の際に、配線が飛んできて乗員を傷つける危険性があります。

カーテンシールドエアバッグは回避するように配線を通すようにしましょう。なおカーテンシールドエアバッグ搭載の有無は、側面のパネルにSRS記載があるかどうかで分かります。

内藤

万が一事故を起こした時に搭乗者を守るエアバッグです。そのエアバッグの展開する勢いで、配線が飛んできたら、ケガどころでは済まないですよね。エアバッグの展開面には配線を通さない。安全の為にもしっかりと守りましょう。

作業中に確認したい注意事項

①部品取り外し中の破損

室内の内装部品を取り外していく時に注意したいのが、部品の破損です。破損の主な原因は主に2つで、「無理な作業」と「固定ネジの取り外し忘れ」です。

一つ一つ確実な作業を心掛けましょう。

また破損以上に注意したい事が、内装部品への傷つきです。これに対しては、市販の養生テープやマスキングテープで保護すると良いです。

内藤

安心の為に大切なのは、人に対してだけではありませんよね。愛車を傷つけない為にも、しっかりと保護していきましょう。

②取り付けミスによる電源ショート

電源の取得を誤った場合に発生します。市販の商品は、電源の取得が容易になるように、シガーソケットから取得できるタイプが一般的です。

しかし駐車監視ユニットを取り付けたり、シガーソケット以外から電源を取得しようとしたりする際には、電源のプラスとマイナスには十分注意しましょう。

自動車には、万が一に備え、家庭で言うところのブレーカーが備わっています。これをヒューズと呼びますが、家庭用ブレーカーとは違い、一度切れると部品を交換しないと、電気を供給できない機能となっています。

内藤

こちらも同様に車を保護する為にも注意したいところですね。シガーソケットは、電気が苦手な人でも安心して取得できる電源端子です。少しでも心配な場合は、シガーソケットを活用しましょう。

作業後に確認したい注意事項

①防水部品取り外しによる雨漏れは無いか

ドライブレコーダーの配線を通す為に取り外す部品の中には、車内への水入りを防止するゴムの部品があります。こちらの部品がしっかりと取り付けられていないと、雨漏れの原因となりますので、取り付けた後には、しっかりと確認しておきましょう。

後輩A:せっかくドライブレコーダーを取り付けたのに、雨漏れにより、室内がかび臭くなったり、電装品が壊れたりしたら嫌ですよね。安心したカーライフをおくる為にもしっかりと確認しましょう。

②取り外した電装品の機能を確認する

取り外した内装部品などには、室内灯などの電装品が取り付けられている車両もあります。そういった電装品がしっかりと機能しているかを確認する事も重要です。

また取り付け忘れがあった場合、場所によっては警告灯などの点灯を引き起こす可能性もあります。取り付け後は、エンジンを始動させ、異常が起きていないかを確認しましょう。

内藤

車が異常を発している代表例として、警告灯の点灯があります。この状態では安心、安全な走行ができなくなってしまいますよね。外した部品がしっかりと機能しているかどうかを確認しましょう。

③電源取得ミスによるバッテリー上がりの可能性はないか

ドライブレコーダーの電源は、アクセサリー電源に接続され、キーをOFFした時には電源が落ちるようにするのが一般的です。

※駐車監視ユニットを取り付けた場合は、この限りではありません。

その為、ドライブレコーダーの初期設定などを済ませた後は、一度キーをOFFして、キーに連動して、ドライブレコーダーの電源もしっかりと落ちるかを確認しましょう。もし意図せずドライブレコーダーが作動し続けていた場合、最悪バッテリー上がりに繋がります。

内藤

一見すると正常に作動しているようでも、電源の取り方を間違えてしまうと、バッテリー上がりといった不具合が発生してしまいます。取り付けた後、安心して運転ができるように作業後のチェックはしっかりとしていきたいですね。

まとめ

以上、作業前、作業中、作業後に確認したい注意事項をご紹介しました。今回お伝えしたポイントは、安心、安全の為に重要な事ばかりです。

あなたが安心してカーライフを送れるように、注意事項をしっかりと理解した上で、自動車運転の万が一に備え、ドライブレコーダーの取り付けに挑戦してみてはいかがでしょうか。

   
TOP