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施工完了

「ガラスコーティング」と「ガラス系コーティング」と「ワックス」を比較

こんにちは。
軽トラマニアの小泉です(社外の人で修理業務に30年以上携わっています)
 ※私のプロフィールはこちら

先日、日本ライティングの親会社でもありハロゲンバルブの製造で大手メーカーにOEM供給をしている日本コーティングが製造したガラスコーティング剤の販売を開始しました。社長から直々に試してくれと言われ、ガラスコーティング(Zeus Clear)を試してみたいと思います。

施工前

それでは、今回はホンダ シャトルハイブリッドに本気のコーティング検証を行います。
忖度無しの本気の比較なのでどんな結果になるか私もわからず、不安な気持ちとワクワクが混在しています。コーティングの手順説明も含めて解説しながら説明していこうと思います。

ガラスコーティング

「Zeus clear(ゼウスクリア」コンプリートキットの内容です

  • ボディ用ガラスコーティング剤23㎖
  • メンテナンス用撥水復活処理剤60㎖
  • 脱脂剤23㎖
  • 専用シャンプー60㎖
  • 塗布用スポンジ(大)1個
  • マイクロファイバークロス2枚

シャトル

シャトルのボディはミッドナイトブルービームメタリックと派手な名前ですが、いわゆる紺色のメタリックです。ボディの状態は悪くはありませんが、写真には入りきらない細かい洗車傷が有り、艶はイマイチです。これにガラスコーティングとガラス系コーティング、固形ワックスを使用して検証します。

ガラス系コーティングも固形ワックスも超有名メーカーでネット販売でも☆4以上獲得しています。

施工前の状況

施工前の撥水性

現状での水弾きはこのような感じ。

全く水は弾きません。余計なコーティングは一切ゼロの状態で、この状態から公平性を保つ為にボンネット前面に下地処理を行います。

しっかり密着するように仕上げるには下地の処理が要です。化粧をイメージするとわかるかと思います、肌の状態を整える工程という事になりますね。

下地処理

専用シャンプーで洗車

洗車

まずはしっかりと泡立てた付属の専用シャンプーを使用します。一本に対して水は約1ℓで希釈して使います。

泡立てて洗浄する事で表面の埃がボディを傷つけずに洗浄できます。洗車の際はよく泡立てるのが鉄則です。

鉄粉除去

鉄粉除去

シャンプー洗車が終わって泡を流したらボディが濡れた状態で鉄粉を除去します。今回は鉄粉除去用の粘土を使用しましたが、作業によっては鉄粉除去剤をスプレーするのも良いかもしれません。

粘土を使用するときは力を入れずに濡れたボディを優しく撫でるように施工しないと傷付いてしまうので、丁寧に行います。

コンパウンドで表面塗装の磨き上げ

コンパウンドで表面塗装の磨き上げ

鉄粉を除去して後に、ボディの水滴を拭き上げ、コンパウンドで表面塗装の磨き上げを行います。ボディの細かい傷を目立たなくする為の作業になるので、使用するコンパウンドも極細目になります。

量販店には『極細目』だったり『傷消し用』と記載されて販売されているかと思います。細かい傷を目立たなくする事で艶が出やすく、コーティングの性能もフルに発揮できます。今回はポリッシャーを使用して磨きました。

再度、シャンプー洗車

施工前とシャンプー洗車後

もう一度、シャンプー洗車を行い、ボディ表面に付着したコンパウンドを洗い流します。

洗い流した後、拭き上げして乾燥させた写真ですが、洗車前とこの写真では艶がしっかり出ているのが見てわかるかと思います。

脱脂作業

コーティング施工

下地処理の最終段階に入ります。ボディ表面の余計な油分を除去する為の脱脂作業です。付属の脱脂剤とマイクロファイバークロスを使用します。

この油分の除去をしっかりと行わないとコーティングを施工した際にコーティングが油分で弾かれて密着が悪くなります。耐久性も落ち、今までの工程が無駄になるので手抜きは禁物です。

少量をクロスに染み込ませて3工程に分けて脱脂した方が効率良く材料の無駄になりません。

これからする比較内容について

ガラス系コーティング、ガラスコーティング、ワックス施工状況

脱脂作業まで終わったら、コーティングの施工に入りますが、今回はガチンコ比較です。テーピングを行い、

  • 運転席側はガラス系コーティング
  • 中央部はガラスコーティング
  • 助手席側は固形ワックス

を行います。下地処理までは平等な条件です。しっかり判定してまいりましょう。

ガラスコーティング(Zeus Clear)の施工

ガラスコーティング施工方法

まずは中央部にZeus clearを施工します。
付属のガラスコーティング剤を塗布用スポンジに5~6滴ほど染み込ませて塗っていきます。中央部に区切っても2工程に分けて施工しました。ボンネット全面であれば、3~4工程に区切って施工した方が良いかもしれません。

ガラスコーティング施工注意点

ガラスコーティングで大切なのは乾く前に拭き取りを行う事です。乾いてしまうとムラになった状態でガラス被膜が形成されるので仕上がりが美しくなりません。

ここが一番、初心者の取っ付き難いポイントかと思います。Zeus clearも同じで拭き上げは乾く前に行うのが基本ですが、秒速で乾くほど大袈裟ではありませんでした。施工時の気温にもよりますが、一通りブロック毎に塗って拭き取るという緩めのペースでも問題なく作業できます。ここは施工者には優しい印象です。

脱脂剤の時のクロスではなく、もう1枚付属している新品のクロスを使用しています。ちなみに赤い丸が拭き残しでムラになっている箇所ですが、きちんと拭き取りました。

ガラス系コーティング(評価の高い有名メーカー)の施工

ガラス系コーティング施工

続いて運転席側のガラス系コーティングの施工です。

これは施工も簡単で、クロスに吹き付けてボディを拭くだけです。これは私も使用している超簡単で光沢や艶、撥水能力にも優れたガラス系コーティング剤です。比較が最も怖い商品です。ボディに直接吹き付けるよりもタオルに吹き付けて使用した方が均一にムラなく施工できます。

ワックス(評価の高い有名メーカー)の施工

ワックス施工

続いて固形ワックスの施工です。最近ではコーティング系が増えて固形ワックスが押され気味ですが、今回使用する固形ワックスも老舗中の老舗、艶に深みが出るワックスです。

ネットでの評判もすこぶる高く、未だにこのワックスのファンも多いはずです。これも従来通りボディに塗って拭き取るんですが、円を描くように塗るよりも一定方向に塗った方がボディに傷が入りにくいので丁寧に塗り、拭き取ります。

施工後の艶・撥水性の比較

施工完了

一通り、ガラスコーティング、ガラス系コーティング、固形ワックスの施工が完了しました。

施工直後の艶は固形ワックスが頭一つ抜き出ている印象で、施工した私も『嘘だろ。。。』と泣きが入りました。固形ワックスの艶の深みがエグイです。施工時間や労力ではガラス系コーティングが簡単で、実際の映り込みも悪くないです。現実を受け止めきれません。

Zeus clearの施工マニュアルには施工後3時間は水滴に触れさせてはいけない、施工後6時間は洗車作業を行ってはいけないとあります。焦らず完全硬化を待ちます。

気になったので30分後に見てみました

施工完了

施工完了から30分経ち、時間を経過する毎にガラスコーティングの艶は強くなっている印象です。

6時間後での比較

ガラス系コーティングとガラスコーティングの比較

かなりどちらも映り込みが素晴らしいですが、赤い線がマスキングテープのラインになります。「ガラス系コーティング VS ガラスコーティング」はこの段階では甲乙付け難いですね。

ガラスコーティングとワックスの比較

「ガラスコーティング VS 固形ワックス」の比較です。こちらも甲乙付け難いですね。時間を追う毎にガラス被膜が艶の深みが増してる印象です。完全に硬化させてから撥水能力を比較しようと思います。

洗車後の撥水性の比較

6時間経過し完全硬化してから、水をかけました。正直に言います。ガラスコーティングの圧勝です。

艶の深みや仕上がりの美しさはあまり大きく差はありません。それもそのはずで、ガラス系コーティングも固形ワックスも安いモデルではなく、私が選んで納得して人にオススメ出来る逸品です。比較で選んだアイテムは費用対効果やコスパも考えて、多くの人が満足感の得れる商品だと自負しています。

ですが撥水性は比較にならないほどガラスコーティングの圧勝でした。平等に水をかけますが、中央部のガラスコーティングを施工した箇所だけ水が束になってスルリと流れ落ちています。

他の箇所も撥水していますが、束になって流れ落ちるまではいきませんでした。水玉が出来上がるのみです。

長い目で見た時に1週間後、2週間後の状況が楽しみです。

施工から比較までの作業を行っての統括

公平性を保つ為に下地の処理は同一に行い、ガラス系コーティング、ガラスコーティング、固形ワックスのテストをしました。

コーティングは下地処理が重要で、手抜きをしてしまえばコーティング自体が如何に優れていても本来の性能は発揮出来ません。その点、ガラスコーティングはシビアで手間暇を考えるとガラス系コーティングや固形ワックスは人気なのも理解出来ます。

今回、ガラスコーティングの比較として選んだ商品は性能面や価格面でもかなり優秀なアイテムを選んでいます。ガラスコーティングに負けないと自負できる商品を私も取り扱っているので、意気込んでいました。

結果としては、完全にガラスコーティングの圧勝です。

もちろん艶や仕上がりの美しさでは劣っている印象はありませんが、完全硬化してからのガラスコーティングの撥水性能には遠く及ばない状況でした。

撥水はしていて水玉にはなりますが、そこから束になり流れ落ちるレベルまではなりません。今回のテストではガラスコーティングの優位な点が証明される結果になり、最高レベルのコーティングとしてZeus clearをお客様にもオススメ出来ます。

個人レベルでの施工となるとバフ掛けや鉄粉除去は難しいポイントになりそうですが、今後はどこまでのレベルまで簡易化出来るのかを調べてみようと思います。

また施工から時間経過と共にどのくらい性能を維持出来るかを観察して報告致します。

ガラスコーティング

その後の報告

コーティング・ワックスについて、みなさんが知りたいのは施工後の状態ではなく1週間、1ヶ月、半年後の施工した箇所はどうなっているのか。ではないでしょうか。

この記事では、施工後どのような状態になったのかも追っていきますので、気になる方は続きを御覧ください。

1週間後

施工後と1週間後の撥水性比較

施工から約一週間が経過し、その後の経過観察を行いました。運転席側からガラス系コーティング、中央がガラスコーティング、助手席側が固形ワックスを施工しています。

見た目はやはりガラスコーティングがしっかり残っていて艶の深みは全く違いました。水弾きは梅雨時期でボディ表面にミネラル成分に加え汚れが付着しているので施工直後と比較すると劣ってしまいます。とは言え、固形ワックスより水弾きは優れていました。

メンテナンス剤の施工

メンテナンス剤

今回は施工後の確認とメンテナンス剤の施工も行っていこうと思います。コーティングの補修と撥水能力の回復が期待できます。成分にはレジンが含まれていて、他のコーティングメーカーもレジンの有効性を謳っているので効果が楽しみです。

メンテナンス剤施工後

メンテナンス剤を施工した後のボディの状態です。水弾きはしっかり回復しました。全く施工前と施工後では水の流れ落ち方が違います。ガラスコーティングと言えどコーティング表面に汚れが付着してしまうと水弾きや艶は落ちますが、メンテナンスで性能を維持できます。

1週間後のガラスコーティングとガラス系コーティングの違い

敢えて拡大したままの写真を挙げますが赤い矢印部分に最初の施工時のマスキングテープのラインが見えると思います。しっかりとガラス被膜が残っているのがわかります。ガラスコーティングが残っている証拠です。

ガラスコーティング

   
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