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ガラスコーティングの保証期間の意味とは【コーティングQ&A】

こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。

ガラスコーティングの保証について掲示板で質問をしている方がいらっしゃいましたので、回答します。

 

Q:「ガラスコーティング 保証」と「ガラスコーティング 保証期間」について質問です。保証期間が来る前に水弾き性能がなくなりました。しかし、保証対象外と施工店から言われましたが、納得できません。水弾き性能が無くなると言うことはコーティングが取れたことと違うのでしょうか。

 

島田

ガラスコーティングの保証範囲がどこまで及んでいるかが知りたいと言うことだよね。

内藤

ガラスコーティングしたのに、水弾き性能がなくなるのは効果が落ちたと思うのも当然だと思うのですが。

島田

そのような意見も確かにあるよね。それでは、ガラスコーティングの保証の内容について解説するよ。

ガラスコーティングの保証適用範囲とは

ガラスコーティングの保証制度は、施工して〇年間保証と謳う業者も多く見られます。

保証内容は各業者さまざまで、保証にあたって条件を付けている場合がほとんどです。たとえば、このような条件です。

  • 洗車機に車を入れない
  • 月に最低2回は洗車する
  • 決められたシャンプーを使用する
  • メンテナンス剤を使用する

これらの条件を満たしていた場合のみ、ガラスコーティングに不具合があれば再施工するというものです。

ガラスコーティングを施工すると、どんな手入れでも保証してもらえると思う方もいますが、それは保証条件を見ても間違いであることがわかるでしょう。

つまり、ガラスコーティングは、決められたメンテナンスをしていなければ、状態を維持できないからです。

関連記事:ガラスコーティングとは?メリット・デメリットや施工の注意点を解説

また、商品や業者によっても保証条件は変わってきますが、ほとんどの場合、専用のメンテナンス剤を一定期間ごとで使用することが条件となっています。

なぜこのような条件が付けられているのかと言うと、ガラスコーティングは、ガラス被膜のほかに水弾き性能を発揮するトップコートに分かれており、トップコートのメンテナンスをしないと傷むからです。

つまり、ガラス被膜自体は3年以上の持続期間がある商品がほとんどですが、水弾き性能を発揮するトップコートは、数か月で効力が失われるからです(密度、密着性の悪い溶剤は3年も持続しない場合があります)

では、ガラス被膜に水弾き性能が無いのかと言うと、フロントガラスを見るとよくわかります。

フロントガラスに汚れが付着していないキレイな状態だと水をかけても、水を弾くことなく親水します。

また、ガラスコップも水は広がるように付着する親水性であることがわかります。

つまり水弾き性能は、ガラス被膜により発生させるのではなく、トップコートで水弾き性能を維持しています。

このようなことから、〇年間保証とある場合は、必ず指定のメンテナンス剤を使用するなどして、ガラスコーティングを維持していなければ保証対象になりません。

つまり、〇年間の保証の間に、ガラスコーティングに不具合が起きても、指定のメンテナンスをしていなければ保証されないと言うことです。

内藤

ガラスコーティングの保証には、条件があると言うことですね。

島田

そういうこと。水弾き性能は、ガラス被膜が発生させていないからね。

ガラス被膜は、防汚性、耐スリキズ性が主な仕事。あとは塗装面のツヤをガラス被膜で保護している。

だけど、撥水などの水弾き性能は、トップコートの役目だから、水弾き性能が失われたからといって、ガラス被膜に問題が出たわけではないと言うこと。

ガラスコーティングで光沢度を保証している場合は?

内藤

水弾き性能は、メンテナンス剤で復活するので、ガラス被膜が傷んでいないと言うことはわかりました。

でも、ツヤに関して保証している場合もありますが、それはどういうことでしょうか。

島田

光沢度が80%以下になったら再コーティングするといった話も聞くよね。

ユーザーにとって、光沢が落ちた場合に保証してもらえるなら安心ともいえるけど、そこには、ちょっとしたマジックがある。

その辺を解説するよ。

ガラスコーティングは光沢も魅力的です。しかし、基本的には、光沢はガラス被膜により発生しているのではなく、その下の塗膜の光沢をガラス被膜で保護しているだけにすぎません。

そこで、ガラスコーティングの施工前には、塗膜の小傷を研磨して艶やかな状態にします。そしてガラスコーティングを施工して、ツヤのあるキレイな状態を保ちます。

では、ガラスコーティングした後に、光沢度が○○%以下になったら保証すると言った場合はどうなのかと言うと、これはあまり意味が無いと言えます。

というのも、ツヤ有り塗装は、光度計ではかると85%以上であると規定されており、それ以下になる塗装は基本的にツヤ有り塗装ではないからです。

塗装では、ツヤに関して細かい基準が決められており、その基準に沿ったツヤであるか評価しています。

そのため、ツヤ有とされる光度を下回ると保証対象としているガラスコーティングがあったとすると、それは意味が無いと言えるでしょう。

内藤

ツヤの光沢度を測って、ある一定以下になったときに保証すると謳っていても、それは通常の塗装であればあり得ない光度であることが多いと言うことですね。

島田

そういうこと。塗装のツヤは光度が85以上だから、それ以下になったら保証すると謳っていても、あまり意味が無いと言うことだね。

だって、元々の塗装に保証以上の光沢があるのに、ガラスコーティング施工後にそれを下回るなんて考えられないだろう。

もしあるとすればガラスコーティング自体に大きな問題があると言うことになるね。

   
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