こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
新車にガラスコーティングを施工してから2年半経ち、最近効果が薄れてきたとおっしゃる方が掲示板で以下の質問をされていましたので回答します。
Q:パールホワイトの車に乗っているのですが、おすすめのコーティング剤を教えてほしいです。新車を買った時にお店でガラスコーティングをしましたが、もう2年半経ち汚れもつきやすくなってきたので剥がれてきたと思います。
島田
施工した商品によっては、ガラス被膜が剥がれている場合もあるし、別の理由も考えられる。
その辺も含めながら回答するね。
ガラスコーティング施工してからある程度期間が経つと、洗車しても汚れの落ちが悪くなったり、水弾き性能が落ちたと感じてきます。この状態になると、多くの方はガラスコーティングが剥がれたと思ってしまうでしょう。
これは半分正解で半分間違っています。
というのは、施工しているガラスコーティング剤で結果は変わってくるからです。
私どものゼウスクリアは、有機層と無機層のハイブリッドコーティング剤となり、有機や無機汚れに対して防汚性が高いです。(ハイブリッドタイプのガラスコーティング剤はゼウスクリア以外には今の所ありません)
しかし、一般的に施工されるガラスコーティング剤は、1液タイプでガラス被膜(無機層)のみ施工する商品が多く、溶剤もシロキサンをベースにしているため密着性がよくありません。
Q:新車を買った時にお店でガラスコーティングをしましたが、もう2年半経ち汚れもつきやすくなってきたので剥がれてきたと思います。
質問者さんがお店で施工された商品が1液タイプであれば、ガラス被膜の剥がれの可能性が考えられるため、再施工を検討されると良いと思います。
1液タイプの他にガラスコーティングを施工して、その上からトップコート(有機層)を施工する2液タイプがあります。
その場合、汚れの付着や水弾き性能の低下を感じたらトップコートの剥がれによる原因が大きいです。
通常は、施工したときに渡されるメンテナンス剤を使用すれば、コーティング効果を復活できます。また、コーティング専門店で施工している場合はメンテナンスを依頼してもよいでしょう。
内藤
島田
1液タイプの場合で効果が薄れた場合は再施工を考えた方がいいし、2液タイプの場合は、トップコートが劣化している場合があるからメンテナンス剤を施工すれば良いと思うよ。
内藤
島田
内藤
島田
でも、ガラス被膜は目でも見えないし、非常に薄いから膜厚計で測っても誤差の範囲に入ることが多く難しい。
でもね、わかる可能性も商品によってはあるかな。
内藤
島田
その辺を踏まえて再施工の判断について解説するよ。
2液タイプのガラスコーティングの場合、数ヶ月程度でトップコート被膜の効果は落ちていきます。
トップコートを復活させるために、多くのメーカーはメンテナンス剤を販売しているので、塗布することで、施工直後の状態に戻り、水弾き性能や防汚性が蘇ります。
そして、このメンテナンス剤は、ガラスコーティング被膜に反応して定着するので、ガラス被膜が仮に剥がれて落ちていると、メンテナンス剤を使用しても水弾き性能や防汚性能が長続きしないでしょう。
そこで、メンテナンス剤を使用しても元のように復活しないようなら、ガラスコーティングの再施工を考えてもよいかもしれません。
内藤
島田
そうすれば、施工後のメンテナンスもできるから、長くガラスコーティングを維持できるよ。
内藤
島田
必ず施工後にイオンデポジットなどの汚れが付着するから対象法が必要になる。
荒い粒子のコンパウンドや薬剤で除去するとガラス被膜に影響がでる。
ガラス被膜に影響のでないようにナノ粒子を用いた専用のイオンデポジット除去剤(超微粒子のコンパウンドよりも遥かに細かい)を使用して、イオンデポジットを除去する。
ただ、イオンデポジットを除去した箇所に関しては、表面が親水化されるので、付属の復活剤を塗布して、元の滑水、撥水状態に戻す。
詳細はこちらの動画をご確認ください。
内藤
島田