こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
車に落ちてくるフンに関して鳥はよく聞きますが、それ以外にも蜂のフンやトンボのフンの被害にあう車もあります。
掲示板でも以下の質問をされている方がいらっしゃいましたので回答します。
Q:蜂のフン被害で困っています。ガラスコーティングに蜂のフンが付着しても問題ありませんか。また、皆さんはどのような方法で除去されていますか。
軽トラマニア小泉
黄色いフンが特徴的で、ボンネットなどには丸く付着して、ドア回りには細長く付着する。
内藤
軽トラマニア小泉
その巣箱がいくつもあれば、その地域はかなり大変。
でも、ミツバチの習性は、同じ場所を飛ぶ。初めて巣から飛び立つときに八の字を描きながらだんだんと遠くに飛び立つ。
その時に周りを覚えて巣に帰れるようにしているけど、その道中に車があると被害にあうよ。
内藤
軽トラマニア小泉
蜂のフンは、車に付着した直後は、ネバネバと柔らかい物質ですが、乾燥すると固く塗膜に固着します。そして、硬くなると簡単に拭き取る事が出来なくなり、強引に拭き取ると、塗膜にキズが付いてしまいます。
そもそも蜂のフンは、働きバチが主食とする花粉なので、フンも花粉とほぼ同じ成分と思ってよさそうです。
蜂のフンの落とし方ですが、水をかけてふやかすことから始めます。とはいっても、水をかけてしばらく放置すれば水分がフンに吸収されて柔らかくなるので特に難しくありません。
急がずにゆっくりと作業すれば除去できます。しかし、長く付着させていると、その部分が黄色く変色することも少なくありません。
特に白やシルバーの車は、蜂のフンで黄色く目立ちます。
黄色くシミになった塗膜は、そのまま放置していてもいずれ元に戻る場合もありますが、消えないこともあります。また、ガラスコーティング施工車でもガラス被膜上に蜂のフンが落ちると、黄色いシミができることがあります。
これらの黄色いシミは、花粉の色素が沈着しているので、早く落とすにはコンパウンドなどで磨くしかありません。
ただ、ガラスコーティングの場合は、磨いてしまうとその部分だけ再施工する必要があるので、フンを見かけたらできるだけ早く取り除くようにすることです。
内藤
軽トラマニア小泉
特に蜂のフンには花粉と油分が含まれるらしいから、固着するとお湯でなければ落ちない。
水垢落とし洗剤を使用すると研磨して落すからキレイにはなるけど。
ただコーティング車は、付着したらすぐ落した方がいいよね。
内藤
内藤
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉
そうすると、本来研磨しなくてよかったのに研磨が必要になる。つまり、コーティングを再施工しなければならなくなると言う事。
そうならないためには、日頃のメンテナンスが大切と言うことだね。その辺を解説するよ。
ガラスコーティングは、無機質なので有機汚れであるガラス被膜への固着を防ぎますが、同じ無機汚れに弱いため、トップコートに有機質のレジン被膜を形成しているガラスコーティングが多くなっています。
そのトップコートに蜂のフンが付着したら、できるだけ早く洗車して落さないと、トップコートに固着してしまうでしょう。
水洗いや中性洗剤で洗車しても落ちない場合は、固着しているため、強く擦るとトップコートが傷んでしまいます。
蜂のフンには花粉と油分が含まれているので、その成分を溶かすには、お湯をかけて溶かし落とすとよいでしょう。
温度設定は、熱めのお風呂程度で十分です。そのお湯を蜂のフンにかければ、熱に弱いので溶け出して落ちるでしょう。
また、お湯を準備できないのであれば、ドライヤーをかけるとその熱で柔らかくなり、落としやすくなります。
内藤
軽トラマニア小泉
ただ、温める作業は面倒だから、日頃から車の周りに蜂のフンが無いか確認して、もし付着を見つけたら素早く除去すれば簡単だよ。