こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
ガラスコーティングの施工時について以下の質問をされている方がいらっしゃいましたので回答します。
Q:ガラスコーティングは雨の中で施工はできますか?というのが、途中で雨が降ってくる場合があると思うので、その対処方法などあれば知りたいです。
島田
内藤
島田
ガラスコーティング施工後、水に濡れても硬化に影響しない時間は、それぞれのガラスコーテンィグで決められています。
ちなみに、日本ライティングのシラザン50は、2時間で表面硬化するので、それ以降なら問題ありません。
それでは、ガラスコーティング施工中に小雨が降ってきたらどう対処すればいいのか。
すぐに雨の当たらない屋根の下に車を移動することです。そして、手早く車に付着した水滴をマイクロファイバークロスで拭き取りしましょう。
水滴の後が残っていない場合や白濁が認められなければ、そのまま施工を続行できます。
次は、急に強い雨が降ってきた場合の対処方法ですが、先程の例と同じくすぐに雨の当たらない屋根の下に車を移動し、すぐに水滴のふき取り作業をします。ただし、急に強い雨の場合は、コーティングが流れ落ちている恐れもあります。
そのため、雨に打たれた場合は一度拭き取り作業をして、その後白濁や水滴跡などが発生していないか様子を見ることです。
もし、硬化後に白濁や跡がなければ問題ありませんが、あるようなら一度その部分をコンパウンドで剥離して再施工する必要があります。
どちらもの場合も、急いで行うことは、雨の濡れない場所に移動して、手早く水滴を除去することです。ただし、慌てずに行うことが大事です。
たとえば、車を急いで移動させ、周りにある洗車道具を破損させたり、拭き取り時に慌てて作業すると拭き残しが発生しますから、「慌てずに」丁寧に「できるだけ早く」対処するようにしてください。
内藤
でも屋根が無い場合はどうすればよいのでしょう。
島田
そのままコーティング施工を続行して、後で白濁したらショックだから。
内藤
内藤
その場合はどう対処するとよいのでしょうか。
島田
あと、急な夕立や雷雨が起きるような時期は、極力施工を避けたほうがいいかも。
ただ、作業後に予報が変わることもあるから、そのような場合の対処方法を解説するよ。
施工後に屋根付き車庫がある場合は、そこに車を移動させて、表面硬化(水濡れしても問題ない時間)まで雨に当てないようにします。
そして、屋根が無い場所で雨に当たりそうな危険がある場合は、一時しのぎとしてボディカバーをかけます。
完全硬化するまではコーティング被膜は柔らかいため、ボディカバーをかける時と外す時は慎重にしましょう。また、雨が上がったらできるだけ早くボディカバーを外すようにします。
それはボディカバーが風に揺れてコーティング被膜に傷をつける恐れがあるからです。
雨が完全に上がったら、ボディ表面に水滴が付いた跡が無いかよく確認します。
もし、表面硬化前に水滴が付着してしまうと、その部分に水滴の後や白濁しているので、発見したら一度コンパウンドでその部分だけ剥離し、もう一度施工し直しましょう。
内藤
島田
あと、屋根が無い場所に車を駐車している方は、もしものためにボディカバーも用意しておいてもいいかも。
雨が降らないと確信が持てる時に施工するなら、ボディカバーは用意する必要はないかな。