コーティング後のカーシャンプーは中性or撥水シャンプーどれがおすすめ？【ガラスコーティング洗車Q&A】
こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
ガラスコーティングを自分で施工される方が増えています。その中でガラスコーティングした後もシャンプー洗車したいと言う方も多いと思います。そこで、以下のような質問が来ています。
ガラスコーティングを施工しています。中性洗剤が良いと言われましたがその理由やお勧めのカーシャンプーが有ったら教えてください。
軽トラマニア小泉
でもカーシャンプーは非常に多いからどれを選んでよいか悩むよね。
自分ですべて使用して試すわけにもいかないし。
内藤
軽トラマニア小泉
目次
ガラスコーティング後に最適なカーシャンプーは中性洗剤
市販されているカーシャンプーは数が多く迷ってしまう方も少なくないと思います。
カーシャンプーは、大きく分けると中性シャンプー、撥水シャンプー、水垢落としシャンプー、弱アルカリ性シャンプー、弱酸性シャンプーに分けられます。
この中で、ガラスコーティングに安全なのは中性シャンプーです。その一番の理由は、失敗が無いからです。
では、避けたほうが良いカーシャンプーについて解説します。
撥水シャンプーの場合
撥水シャンプーは、いわゆるワックスインシャンプーです。一般的にシャンプー洗車で一度にワックスをかけたい方のためのカーシャンプーです。
しかし、ガラスコーティングは、水弾き性能を持たせコーティングなので、撥水シャンプーを使用しなくても水を弾きます。
つまり、撥水シャンプーをしてしまうと、せっかくガラスコーティングしてもその性能を閉じ込めてしまうからです。
水垢落としシャンプーの場合
水垢落としシャンプーは、成分にコンパウンドが入っていることが殆どです。
そのため水垢を除去できますが、ガラスコーティング施工車は、水垢落としシャンプーに含まれるコンパウンドでコーティング被膜にダメージを与えます。
よってこれも使用しない方が良いでしょう。
弱アルカリ性シャンプーと弱酸性シャンプー
弱アルカリ性シャンプーは、虫の死骸などを落としやすいシャンプーで、弱酸性シャンプーは雨ジミを落とすシャンプーです。
しかし、これらはガラスコーティング被膜に攻撃しないとは限りません。(酸性タイプはガラス被膜を剥がしてしまいます)
通常、ガラスコーティングしていれば、虫の死骸も付着しにくく、雨ジミも付着しないハイブリッドコーテイングもありますから、これらのシャンプーを使用する必要がありません。
つまり、ガラスコーティングには、特別な汚れ落とし対策が施されたカーシャンプーを使用しなくても、キレイに落ちるので中性シャンプーで問題ありません。
内藤
軽トラマニア小泉
それを改善するシャンプーは必要ないと言うことだよ。
そもそもガラスコーティングにカーシャンプーは必要？
内藤
カーシャンプーなんて必要なのでしょうか。
軽トラマニア小泉
でもカーシャンプーはしたほうが安心という考えがコーティング業界では多いかな。その理由を解説するよ。
ガラスコーティングをすると、水洗いでキレイになります。また防汚性に優れているので、汚れの付着もありません。
そのため、カーシャンプーなど必要ないと言う方も多く、少し勘違いしてしまったユーザーの中には洗車もしないという方も見られます。
本来汚れと言うのはガラスコーティングしていても付着します。もちろん、水洗いでそれは洗い流せるでしょう。
しかし、雨の日に走行すると汚れがこびりついて、水洗いだけでは洗い流せません。そのような汚れを落とすには、スポンジやクロスで擦らなければ汚れは落ちません。
汚れは細かい砂などを含んでいる場合があるので、水洗いだけでは傷が付いてしまう恐れがあります。
もちろんガラスコーティングは耐スリ傷性能が高いですが、硬い砂が相手では、傷を防ぐことは難しいでしょう。
そこで雨の日の汚れを洗車で擦る場合も、傷を出来るだけ発生させないためにシャンプー洗車がお勧めです。
クリーミーな泡が汚れを包み込み、また泡がクッションになるため傷防止になりますから、ガラスコーティング施工車でも汚れがひどい場合はシャンプー洗車をお勧めします。
内藤
軽トラマニア小泉
ガラスコーティングも耐スリ傷性能が有っても、砂には敵わないからね。泡でボディを守りながら洗うのがおすすめだよ。
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軽トラマニア小泉
カスタム・鈑金・コーティングなど自動車関連の業務に30年以上携わり、数多くのカスタムも手掛けてきた実績があります。コペンのデモカーで雑誌K-CARに何度も取り上げられる。大会に出品する車両製作を手伝い全国2位を受賞。
軽トラももちろん所有し、スバルサンバーに赤帽の赤いヘッドエンジンに憧れ換装したほか、ダイハツハイゼットでは、車高を上げて林道を走破しやすい改造や、荷台にスポットライトを増設。また、乗り心地が少しでもよくなるようにと、シートにはアトレーワゴンのシートを移植するなど、数多くのカスタムを行ってきました。
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