こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
アルミホイールにガラスコーティングして何らかの理由で落としたい場合も出てきます。そのことについて以下のような質問が掲示板でされている方がいらっしゃいましたので回答します。
アルミホイールのコーティングを落としたいのですがどうすればいいか教えて下さい。
軽トラマニア小泉
だからかアルミホイールの種類によってやらない方がいい場合もある。どうすればよいか解説するよ。
アルミホイールと一口に言っても、様々なデザインがあります。塗装をされたホイールから表面にアルマイト、ダイヤモンドカット、メッキといった特殊加工もあります。
これらの中で、施工されたコーティングを落とさない方が良いのは特殊加工されたホイールです。
アルミは腐食する金属なので、それを抑えるためにアルマイト加工と呼ばれる表面処理を行います。
特にアルミホイールのリム部分にアルマイト加工されている商品が多くなります。
ダイヤモンドカットとは、人の手ではなく機械でポリッシュ仕上げしてあるホイールで、均一な綺麗な切削ラインが入っているのが特徴です。
そしてメッキは、表面にメッキ仕上げしてあるホイールを指します。
これらの特殊加工されたホイールにコーティングしてあり、それをコンパウンドで研磨して剥すと、コーティングの下地であるホイール本体の加工デザインを変えてしまいます。
つまり、加工したホイールをコンパウンドで磨くので表面の光沢などが変わる恐れがあります。
上記を踏まえるとコーティングを落とせるホイールは、塗装されたホイールのみです。
しかし、リム部分がアルマイト加工されていると、リム部分の剥離はできません。
落とし方ですが、最初にホイールをキレイに洗います。その後は、コンパウンドを使用して剥離しますが、極細目程度のコンパウンドを使用して磨きます。
この時にあまり力を入れて同じ場所を磨くと、ホイールの地肌が見えるので注意です。
特に、シルバーのアルミホイールで、塗装をしていないと思っても、保護のためにクリア塗装をしている場合が多いので、強く磨くとクリアが剥がれるので優しく磨きます。
内藤
軽トラマニア小泉
つまり、コーティングが剥がれて、下のアルマイト加工などの加工された部分を磨くと素地の雰囲気が変わってしまうからね。
内藤
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉
あとは自分でも修正できる可能性もあるからその辺を解説するよ。
特殊加工されたホイールのコーティングを失敗した場合、剥したくても自分で剥すと下地を傷める恐れがあるのでやらない方が良いでしょう。
そこで、どうしてもやり直しするならホイール加工や修理を専門とする業者に商談します。
ホイール修理専門業者なら、どんなホイール加工でも問題ありませんから、キレイに剥離してもらえるでしょう。
そして、自分でどうしても修正したい場合は、研磨剤ではなく水垢落としを使用して表面の水弾きを取り除きます。
そうすることで、新たにガラスコーティングを重ね塗りできますから、失敗した部分も見えなくなるでしょう。
また、ピカールをホイール磨きに使用する方もいますが、ピカールには灯油が入っており脱脂に時間がかかります。
また、粒子もコンパウンドより粗いので、使用するとアルミの素地まで到達して素地の風合いを変えてしまう場合もあるので使用には注意が必要です。
内藤
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉