こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
現在、様々なガラスのコーティング剤が販売されています。それゆえにどれを選べばよいか悩みます。
このような投稿がインターネットでありました。
Q:「窓ガラスコーティング剤について 油膜取り剤とコーティング剤が1つになっている商品がありますが、手軽ではあるものの、油膜取りとしてはそこまで良いものではないイメージです。
実際のところ はどうなのでしょうか? やはり、油膜取りとコーティング工程は面倒でも2回に分けて専用物を使った方が良いですよね?」
島田
フロントガラスのコーティング剤には、シリコーン系とフッ素系があります。
撥水能力はシリコーン系、持続期間はフッ素系が優れていると一般的に言われています。
油膜取りとコーティング剤が1つになった商品はシリコーン系に多く見られます。なので、撥水効果は高いですがあまり長く持ちません。
質問者様が気になっている「油膜取りとコーティングを2回に分けたほうが良いのか」については、撥水性能を長続きさせるなら2回に分けたほうが良いです。
その理由として、フロントガラスに付着したガンコな油膜は、2in1のような商品では取り切れません。
完全に取り切るには専用の油膜落し剤を使用して研磨しなければなりません。
ということは、2in1では、完全に油膜を落とし切らずにコーティング施工しているので、場合によっては、油膜が付着している症状(ギラギラ、白い跡など)が現れるでしょう。
そして、コーティング被膜も長続きしません。
油膜取りとコーティン後を分けて施工する商品は、手間はかかりますが、油膜を丁寧に落とせるためガラスコーティングがしっかり定着します。
内藤
島田
つまり、普段忙しい方にとって油膜をパパッと落として撥水したいなら1回でできるタイプがいいよね。しかも撥水性能は高い。
内藤
島田
つまり、施工の便利さを選ぶか、施工は面倒でも長続きする商品を選ぶかだよね。
内藤
島田
一般的に軽い油膜なら取れるだろうけど、どの程度が軽いのかは見た目では難しい。
だから、2in1の製品で油膜が取れないなら、2回に分けるしかないと思うよ。つまり、油膜がどの程度固着しているかにもよる。
だだ、塗り重ねで古いコーティングは落とせるはずだから、定期的に施工していればそれほど問題にならないはずだね。
内藤
島田
内藤
油膜に関する記事はこちらでまとめております。